みんな自分が傷つくのが怖くて
他人を傷つけるのさ


根本は死生観の問題に行き着くのかな

 
「永遠(とわ)の命」の真理を真実として
確信として一人一人が持ち得るのならば


肉体はこの3次元物質界の「地球」で活動
するための単なるモビルスーツであることも
確信できるはず


地球の環境の変化が、まさに自分のボディに影響し
逆もまたしかり


地球で生きるためのボディであるから
自らの中に地球を取り込み
地球も吾等を取り込んでいる



ボディに魂が宿る感覚・・・


子ども達はそのことを
「エヴァ」を通してなんとなく受け入れて
いるのかもしれないね


アバターは遠隔操作だったが
エヴァは電源ケーブルの制約があるところに
妙なリアリティがある


鎖に繋がれ、枠に囚われた今の人類を
象徴しているのかもしれない


我々の時代も、マジンガーZ、ライディーン、ガンダム・・・
パイロットはいずれもマシーンの魂(ハート)としての存在だと
なんとなく理解していたような気がする


「正義の心を、パイルダー オン!」
「争い絶えないこの世の中に、幸せ求めて悪を撃つ・・・」
「三つの心で呼ぶのなら、正義と愛と友情と・・・」
それがあっての、マシーンだ


アラジンのランプの精にしても、魔神ガーにしても
要は「人の心」が操るのだ



科学の発展が人を豊かにするのではない
いつの時代も、人の心が人を豊かにするのだ


科学はあくまでも、そのアシストに過ぎない
道具なのだ


中2の娘がいうには、クラスのみんな(男の子?)
エヴァが好きなんだそうだ


なので彼女、TUTAYAで借りてきて一気に観てた(笑)
それで遅まきながら私も一緒に観た(爆)


エヴァは現代版の
一寸法師であり桃太郎であると思う


つまり、童子がとてつもないパワーを持つ・・・
なぜか


彼らはピュアだからだ
そして、ただただ内なる声に
つまり「愛」(=正義)に従うだけだからだ


か弱い少年ではあるが
仲間を思う気持ち
自分を認めてくれる存在のために
我を忘れる


つまり「無我」になれるのだ
ダイブできるのだ
それが神通力を生む


電源ケーブルが切れてなお
目覚めるエヴァは神通力の顕現


大人のいやらしい思惑(社会)の中に
巻き込まれながらも
それとは関係なく子ども達は
仲間とのふれあいの中で自分を見出してゆく


強さの根源は愛にある
いつの時代でも、また誰であろうとも


なぜなら、愛こそが神の御心であるから
無限の創造のエネルギーを注ぐ太陽のように
正勝吾勝なのである


愛に通じるピュアな子ども達を
汚れてしまった大人はコントロールできやしない


「少年よ神話になれ」