私たちは何も知らずに、何も知らされずに、
とんでもない間違いを犯しているのかもしれない。
アラブの銀行が無利子で融資を行うことは
世界史を紐解けば知ることができる。
アラブ銀行は現代でも、例えば事業を始めたい人と共に
事業計画を立て、必要な資金を無利子で貸し出し、軌道に
乗るまでサポートする。
そして収益が上がるようになったら、その利益の中から
銀行は一定割合を受け取るのである。
つまり、共に事業を起こし、共に利益を分かち合うのだ。
一方ロスチャイルド、モルガン、ロックフェラー・・・いわゆる
国際金融資本傘下の銀行がやっていることは、紛れも無く
「高利貸し」であると同時にカネによる支配と富の搾取だ。
まずは融資先を値踏みして、土地や事業資産などを担保に
押さえてから融資を行い、貸したら間髪いれずに利子を取る。
そして、もし返せなくなったら「約束どおり」資産を没収する。
言葉は悪いが、それが通常の銀行業務であり、要は銀行に
とってメリットの無い、つまり分捕る資産の無いヤツには
カネは貸さないのだ。(ウチみたいに・・・ わはは~笑)
そもそもアメリカの中央銀行に相当するFRB(連邦準備制度)
とは、アメリカ政府が設立したものではない。
ロスチャイルド+JPモルガン+ロックフェラーが共同で
設立した、デカ過ぎて見えないが、言わば「私的な」仕組み
なのである。
彼らのカネが米政府を動かし、米はカネのために世界を恫喝する。
許せないのは、カネの言いなりにテロや戦争をでっち上げ、
サブプライム破綻などを意図的に仕掛けて弱者を踏み潰す行為だ。
人でなし?
だったら何だというのか。
恐ろしい・・・
イスラムが世界帝国だったころ、医学も数学も
天文学もそして商業経済も大いに発展した。
小切手や手形を発明したのもイスラム世界だ。
ただの紙切れの証文が、例えば辺境のノルウェーのような地域
でさえ「換金可能金券」として流通していたのも、イスラムの保証
があったからで、彼らの商慣習が持つ「信用」のなせる業だった。
イスラム商人はバザールに店を構えると、売上の一定割合を
その街のためにプールし、街はそのお金で病院を建てたり公共
事業を行うことができた。もちろん、公共サービスは無料である。
モンゴル帝国下で流通・交易を担っていたのも
複雑な税計算を担っていたのもイスラム教徒であった。
モンゴルの民は2000年の間、超エコロジカルな遊牧生活を
営んできた。財産は家畜であり、土地を所有するという概念は
なかったのだ。大地は自然のもの、神のものであるからだ。
なので、社会主義にもすんなり移行できたのだったが、冷戦が
終わり資本主義経済に組み入れられるようになると、近代化の
ための資金需要が増していった。
IMFはお金を貸すにあたり、モンゴルの民を土地に結びつけた。
つまり、土地を所有させたのだ。
なぜなら、カネを貸すにあたって担保を取るためである。
IMFにしても、乱暴な言い方をすればFRBの国連バージョンの
ようなものであって、世界各国経済がほとんど国際金融資本に
牛耳られているのだから、IMFは単にその調整機関に過ぎない。
そもそも「国連」それ自体が「戦勝国」の意味であり、戦争の裏で
国際金融資本、例の御三家の資金が動いていないわけがない。
彼らの資金なくして莫大な費用のかかる戦争などできないのだ。
かくして我々の生活に、我々が生きるということに「カネ」が
必要であると我々が信じている限りにおいて、今のこの世界は
「カネ」を牛耳る彼らの手中にある。
イスラム世界はまさにその支配体制に抵抗し、ノーと叫び続けて
いるのである。
なぜならば、イスラム世界の伝統的な経済とは需要者と供給者
双方が共に利することに協力しあい、利益を共に分かち合い、
そして困っている時には互いに助け合うシステムだからだ。
そして国際金融資本は、彼らに与しないイスラム教徒らを
「テロリスト」と呼び、この世界から排除しようとしているのだ。
どちらが性悪で、どちらが真の「テロリスト」であるのか・・・
よく「ユダヤ金融資本」と呼ばれるが、彼らは真のユダヤ教徒でも
もちろん敬虔なるキリスト教徒でもありはしない。
無知な民衆を欺くために宗教を利用しているに過ぎない。
もちろん、イスラムの側にも性悪な連中はいるだろう。
しかしイスラム世界が「何に対して拳を挙げているのか」を見誤る
ことは、この狭い地球に生きる我々に更なる悲劇をもたらすだろう。
残念ながら、世界のマスコミはもはや、ほとんど全てが
国際金融資本の手中に落ちてしまっている。
ゆえに我々は、真実を知ることはできない。
TV放映された9.11の画像を詳細に検証したものがネットにアップ
されているが、肉眼では見えない数コマに、旅客機の頭が無傷の
ままビルの反対側に突き出るあり得ない映像が映し出されている。
我々が真実に触れるためには、もはや一人一人の良心、
ハートに頼るしかないのだ・・・