道端にゴミを捨てる人がいる。

それを見て心が痛む人もいる。

でも、多くの場合、それは放置される。

自分の家の前なら、なんとかするのだろうけれど・・・



神の光とは

万物への無償の愛

他への奉仕のカタチ






車は谷あいの道を進んでいました。



KEN :「例えばね、お前達が公園で遊んでいてね、
 
      転んでケガをしたとするよ?


      周りの人が自分を見て笑ってる。      

      恥ずかしい、悔しい、いろんな気持ちが湧くよね。


      そんな時に、知らない子が近づいてきて

      大丈夫? といって服の砂を払ってくれたり

      荷物を拾ってくれたりしたらどう?」



子ども達:「嬉しい・・・かな♪」

     「ありがとう♪」



KEN :「嬉しいよね。

      でも、ケガも無く大丈夫そうだとわかると、

      その子は、じゃね♪ と言って、行ってしまった。

  
      その時どう思うかな?」



子ども達:「誰だったんだろう?」

     「どこの子かな?」



KEN :「そうだよね、気になるよね?

      そして、こんなことがあったよ、って

      お前達なら家に帰ってきて話してくれるでしょ?」



子ども達:「うん♪」



KEN :「きっとね、神様もそうだと思うんだ。」



子ども達:「・・・?」



KEN :「自然の山を崩され、おまけにゴミを捨てらたままで

      ずっとイヤだったと思うよ。


      でも、お前たちが来て、ゴミを片付けてくれた。

      拾ってくれた。
      
      
      どんな気分かな?」



子ども達:「きっと嬉しいと思う♪」

     「ありがとう♪」



KEN :「ね。 

      もしさ、神様にありがとうって思ってもらえたら

      これはちょっと素敵じゃない?


      そしてさ、きっと、あの子達はどこの子だろう?って

      神様だって気になると思わない?」



子ども達:「あ・・・」



KEN :「ねっ♪

      みんないっしょなんだよ。

      神様だって、お前達だって。



      実は、ゴミ拾いした場所のすぐ近くに

      龍沢寺ってお寺があるんだよ♪ 」



子ども達:「龍~♪」

     「おじいちゃんが見たヤツだ!!!」



KEN :「ね。 そう来るでしょ? 

      連想できるでしょ?


      おまえ達がそう想うんならば、

      きっと会いに来てくれたんだよ(笑)」



子ども達:(ニコニコ)



KEN :「はい、着きました~♪」




つづく