家族みんなで「ゴミ拾いピクニック」の帰り道。


あ、話は違うけどサ、
「護美」って当て字、素敵だと思いません?

日本人のこういう感性がとても大切なんだと思う
今日このごろ・・・


「護美箱」のない道路の脇にゴミが平気で捨てられる・・・
なぜか通るたびに心が痛む。


家族が苦しんでいる時に放っておけないように、
ゴミを放っておくことができなくなった、ってことは、
ファミリーが苦しんでいるってことだよね!


そこで、自分の想いを家族に打ち明けました。



KEN 「今日、みなさんをゴミ拾いにお誘いした訳はね・・・

     最初、え~~? なんでゴミ拾いなんかやんなきゃなんないの? 
     って思ったでしょう?(笑)

     でも、やってみてどう?
     今どんな気分?

     意外と悪い気はしないでしょ?
     むしろ、いい気分じゃない? 」


子ども達、うなずく。


KEN 「でしょう?(笑) なぜだかわかる?」


子ども達、わからないといった空気。


KEN 「じゃあさ、ゴミって何だろうね?

     拾ったものは?」


子ども達「コーヒーの空き缶、ペットボトル
     タバコの箱、吸殻、コンビニの袋、弁当の器、かみそり、
     缶詰の空き缶、マックの袋・・・ 」


KEN 「そだね。 イロイロたくさんあったね。
     
     それって何だろうね?
     何が落ちてるんだろうねぇ?」


子ども達「いらないもの。使い終わったもの。もう必要ないもの。・・・」


KEN 「なるほど。でもさ、なぜソコに落ちてるの?

     お前達は、必要なくなったからと言って、
     何でも道端に捨てるのか?」


子ども達「捨てない!」


KEN 「だろ?

     じゃ何でソコに落ちてるんだ?」


と、意地悪な質問をしてみたのです。(笑)



KEN 「そこに落ちてるのは『こころ』なんだよ。

     ゴミを道端に捨てるってことは、
     自分の心を道端に捨ててるってことだよ。

     誰かが、大切な心をソコに捨ててるんだよ・・・」


子ども達「・・・」





つづく