★----- 『子どもは“無垢”なればこそ、光に満ち
“無邪気”なればこそ、愛をまとわん。』 ------★
Captain KEN
November 07, 2006
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病気の真の原因
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シリーズ 【バードビュー子育て】
「食育」から「健康」を考えるへ
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<前回までのあらすじ>(笑)
人の体液はアルカリ性なのだが、これが何らかの要因で酸性側に
傾いたままになると病気になる。
血液のアルカリ度はカルシウムイオンの量で測ることができる。
健康な人も、病気の人も血清中には100ml中約10gのカルシウムを
含んでいる。
このカルシウムにはタンパク質結合型とイオン型の2種類あって、
健康時には6:4の割合であるが、病気の人ではイオン型の割合が
減少し、タンパク結合型が増える。
すると、血液のアルカリ度は健康時のphが7.35なのに対し、ph7.3位に
まで酸性側に傾く。このわずか、0.05の差が体に大きな影響を与える。
我々の体の「恒常性の維持機能」は、実に微妙なコントロールをして
体内のバランスを保っていることが伺えるが、異常な状態を放置して
おくと、その状態でバランスをとろうとして「慢性化」する。
と、いうようなお話でやんした。
■体液が酸性に傾くと何がおこるのか。
さて、体内の分泌物の中には「酸性」のものもありますね。
例えば「胃液」は、強酸だし、女性の膣内は酸性に保たれています。
これは、消化管や膣といった、ある意味外界とつながってる部屋に
外から直接入ってきた異物を消毒殺菌する、要するに溶かす役割が
あるからですね。
食虫植物も、うま~く酸の池に誘い込み、虫を殺す働きと同時に、
溶かして栄養分として吸収する為に酸を利用しています。
体液の酸性・アルカリ性は、これとは別のお話です。
例えば「病気」の原因のひとつにウイルスなどの病原体があります。
では、病原体が体の中に入ってくると必ず病気になるか、といえば
そうではありませんよね。
幼稚園や保育園に通うお子さんがいらっしゃれば、実感されてると
思うんですけど、クラスで風邪などが流行ると、決まってご丁寧に
家にもお持ち帰りしてくるわけです。
でも、子どもが風邪をひいていても、親にはうつらないこともあれば
逆に、子どもは大したことないのに、親がヒデ~目に遭う(笑)
こともあります。
もちろん、免疫の有る無しの違いもあるでしょうが、仕事で疲れが
溜まっていたり、体調が悪かったりするとひどくなりますね。
また、かつて猛威を振るったペストやコレラなども、感染する人も
いれば、なんでもなかった人もいたわけです。
ところが、「医薬品」いわゆる薬は、用法を守って適量を処方すれば
症状の緩和に働くけど、用法を誤ったり飲みすぎるとかえって重篤な
状態になってしまいます。
「薬」とは、要するに「毒」なんですよね。
致死量を超えれば必ず死んでしまいます。
だから、実は病原体より薬の方が怖いのかもしれませんよ・・・?
おっと、話がそれました。
要するに何が言いたいのか、というとね、
つまり、病原体はどんなに体に入ってきても、
なんでもない人はなんでもない。(笑)
なぜ発病するかといえば、病原体が体の中に入ってからメチャクチャ
増えるからですよね。増殖するのです。
食中毒菌だってそこらにうようよしているけど、冷蔵庫に保管して
おけば、菌は増えない。
あるいは、増えてもほんの少しずつ。
でも、温度や湿度などがある一定の条件を満たすと爆発的に増殖する。
要するに「環境」の問題なんです。
体内に入った病原体が爆発的に増殖することで、「病気」になります。
だから、病原体が体内に入る量なんかは問題ではなくて、入ってから
そこに繁殖のための好条件があるかどうかが重要になってきます。
病原体にとっての好条件が揃ってる身体が「弱い体質」であり、
繁殖できない体内環境であれば、「健康」であるというわけです。
そして、pH7.35の体液こそ、病原体にとって繁殖不可能な環境であり、
わずかに酸性側に傾いたpH7.3とは、まさに繁殖の好条件なのです。
誤った生活習慣や不摂生が、ほんのわずか体液を酸性側に近づける。
このちょっとしたスキに、病原体がつけ込んできます。
すべての病原菌を根絶することは不可能ですし、無菌生活を送る
ことはできません。
それどころか、むしろ高度に衛生的な日本では、逆に免疫系が
ヒマしすぎて、別に敵でもない花粉なんかを攻撃して遊んでますわ。
で、平和ボケしてなまった免疫系は、いざ病原体が進入した時には、
自己の体の酸性体質のために思うように身動きがとれず、侵入者の
繁殖をまんまと許してしまう・・・
真の病気の原因は「体質」であることを意識しながら、体内環境を
整えて、敵のつけ入るスキを与えないことが「健康」を保つための
近道ではないでしょうか。
次回、体液の酸性化がもたらす影響についてもう少し
見ていきましょう。
つづく
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4コマ
★ あ と ガ キ ★
みてね 作:KEN 画: ゆう
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こちらから→ 。。。 KENガキ? 。。。
KENパパが若くてかっわいい~~~よ!?
ゆうさんのHP → こちら
いや~、コドモってホントーにおもしろいですよね♪
それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!
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☆
親バカは世界を救う! プロジェクト。
今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!
★超楽チン★子育て航海士(笑)
KEN
子供たちのあっかるい笑顔を乗せた”光の船団”が、
きっと世界を変えていく・・・そう信じています。
------- そんな訳で、面舵いっぱーい----- よ~そろ~ ----------