★----- 『子どもは“無垢”なればこそ、光に満ち
       “無邪気”なればこそ、愛をまとわん。』 ------★



May 15, 2006


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 「こころの成長」を考える  
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   シリーズ 【バードビュー子育て】   
      

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 さて、あなたは、お子さんが始めて自分自身の足で歩いた瞬間に
 立ち会うことが出来ましたか?

 私は幸運にも、二人の子ども達のまさに歩き出したその場面に
 立ち会うことが出来ました。 
 本当に感動的でした。 (ママは2回とも見逃したんです・・・)

 ハイハイからお座りができる様になり、やがてつかまり立ちで
 少しずつ横歩きで歩みを進めていくようになりますね。

 長女の時も、「何かしてるな?」って気配を感じて振り向くと
 つかまり歩きでボクの背後に回ってきていたりして

 「うわ~~~! ビックリしたぁ~~~~」  

 って大げさに驚いてあげると、      

 「ケタケタケタ♪」って笑いました。(なつかしいなぁ・・・)


 先週のお話とつながりますが、赤ちゃんがいる「その空間」に
 両親や、じーじ、ばーばがいると、子どもは自分の興味のある
 もの、コトに我を忘れてのめり込みますね(笑)   

 そして、ふと我に返って、その「信頼できる大人」が見当たらないと
 不安になり、ベソをかきはじめます。 


 そして、ある日。 
 
 私は少し離れたところで娘に背を向けておりました。
 
 「あーーーーー!」

 大きな声に振り向いたその時、
 あけみは歩き出したのです。

 「あーーーーー!」 に込められた思い・・・

 「いくよーーーー!」 なのか、それとも

 「みててーーーー!」 で、あったのか?

 まだ言葉を持たない赤ちゃんの声なのに、でも
 確実に、その「思い」は伝わってきたのです。

 そして、1歩、2歩・・・3歩、4歩、5歩!
 「歩いたーっ! すごいぞ! やったやった~~~!」
 思わず抱き上げて叫んでいる自分がいました。


 この時の、親としての私の「褒めるエネルギー」は
 今冷静に考えてみると、きっとすごいですよね(笑)

 子どもの成長を喜ぶ、親の「うれしさ」がストレートに
 赤ちゃんに届いているハズですね。

 娘も、抱き上げられると、足をバンバン跳ね伸ばして
 喜びを体いっぱい表現しているようでした。  


 ■ 子ども達は生まれながらにコミュニケーション能力を 
  身に着けています。

 だって、馬や鹿の子のように、産み落とされたその瞬間から
 立ち上がって歩くことなんか、ヒトの赤ちゃんにはできないんですから
 親とのコミュニケーションなくしては生きてはいけないのです。

 「受け止めてくれる」「認めてくれる」「喜んでくれる」
 その「安心」という環境の中で、少しずつ、少しずつ
 能力を開いてゆきます。

 その場が「安心」であるという雰囲気って何だろう・・・?
 それは、きっと「笑顔」に包まれた空間です。


 ■「笑顔」は心の青信号だと思うんです。  

 特に赤ちゃんは、両親や、身近な大人の「笑顔」をみて、触れて、
 「優しい気持ち」と「やるぞ~~~!」というたくましさを
 心にはぐくんでいくのだと思うんです。  


 【育児】とは、親の「喜び」というメッセージが強いエネルギーを

 伴って赤ちゃんに届けられて、赤ちゃんの脳内の快感中枢を刺激し、

 またその快感を得たい欲求が「やる気」を生み、そうして自ら成長への

 歩みを進めることの「喜び」が、再び強いメッセージとなって親に

 届くという、高いレベルのコミュニケーションで成り立っているのです。


 子ども達が「信じられる」大人とは、「信じられる」環境とは、
 子ども達の発する高エネルギーのメッセージを受け止めることができ
 且つ、高エネルギーのメッセージを、子ども達に理解できるレベルで
 返すことができる人であり、親であるということではないでしょうか?


 子どもが赤ちゃんの時には、みんなやってるんです。できてるんです。
 それを、子ども達が幼稚園へ行っても、小・中・高校生になっても
 やればいいんです。


 子ども達は、み~~~んな 認められてないだけなんです。
 子ども達は、み~~~んな さみしいんです。   


 子どもに笑顔を取り戻し、脳内麻薬を生成し、人生に夢と希望を
 与えることができるのは、親であるあなたしかいません。



                 __===_ 
~~~~~~~~~~~\_oyabaka__)~~~~~~~~~~~~~~



 
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 ★ あ と ガ キ ★
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       。。。ガムボール・マシーン 。。。


       あけみがお友達の誕生日のお祝い返しにいただいた
       ガムボール・マシーン。
       (レバーを倒すと、丸いボール状のガムが1個出てくる玩具菓子)

       これをさとるも欲しくて欲しくて、ついにママに
       買ってもらいました。


    マ マ : 「ちょっと? さとる! 一度に食べすぎよ!!」

    さとる : 「はい・・・」
    (4歳)
 
    マ マ : 「一日2個までにしなさいね」

       さとるは食べたいのを必死にコントロールしている様子。


    さとる : 「ねえねえ、食べちゃダメだよね?」
  
    マ マ : 「ダメです。約束だからね?」

    さとる : 「うん、わかった。」

       先日、さとるが子供用の座卓の折りたたみ脚に手を
       挟んで大泣きした時、ママが慰めにガムボールを1個
       あげました。

       そして、数日後・・・


    マ マ : 「さとる、どうしたの? 何で泣いてるの?」

    さとる : 「ママ~、ガム1個食べていい?」

    マ マ : 「ん? どうして?」

    さとる : 「だってママこのまえボク大泣きしたとき
           1個くれたでしょ? だから」

    マ マ : 「だから? って、あんたガムが食べたくって
           泣いてるの? 」

    さとる : 「・・・うん・・・」

    マ マ : 「そっか(笑)悪いけど、約束だから2個までね」

    さとる : 「はい・・・」


       さとるは必ず「食べたい」って自己申告してくるんです。
       マジメでしょ? けなげでしょ? いじらしいでしょ?
      
       でもね、お姉ちゃんは既に勝手にどんどん食べちゃって
       ずいぶん減っているので、昨日ママの指導が入りました。

       恐るべし、ガムボール・マシーン・・・
       でもホントいい機会なので、これを強力なメンタル
       トレーニング・マシーンに改造中♪


     いや~、コドモってホントーにおもしろいですよね♪
     それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!

                           
                              /〃 
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   親バカは世界を救う! プロジェクト。  

 今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!