May 01, 2006
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「愛について」最終回
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シリーズ バードビュー子育て?!
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ヒトは、よりよい明日のために、子孫に「智慧」という財産を
残す道を選び、考えて行動する脳力を獲得してきました。
そして経験や智慧を伝えていくためには、よいコミュニケーションが
欠かせませんね。子育ては、まさにその現場といえるでしょう。
ボノボという類人猿は、高度なコミュニケーションをすることで
知られています。
例えば、若いメスが“調子に乗り過ぎて”群れに不快感を与えたと
します。すると、ハーレムのメスが彼女に不快感をあらわにし、
群れのボスは彼女をその場から締め出します。
もし彼女が反省し、群れに戻りたいのなら、その証をボスに示さな
ければなりません。
若いメスのとった行動は、まずボスのところに行き、抱擁をし、
驚いたことに、ボスに交尾を促す、というものでした。
交尾がコミュニケーションの手段として使われているのです。
恐らくこのような現象は、かつてヒトの祖先でも起きたのでしょう。
そしてヒトは、コミュニケーションの手段を超えて、交尾即ち
性行為そのものを「味わう」ことができるようになりました。
「快楽」としてのセックスが行われるようになったわけです。
もはや、本能としての生殖活動そのものではない、独立した
性行為が行われるようになったわけです。
このことは、何を意味するのでしょうか・・・?
NHKのドキュメンタリー番組の中で
アカゲザルを使ったある実験の模様が紹介されていました。
レールの片方の端にオスがいて、もう一方には発情したメスが
トロッコに乗っています。
オスが手元のスイッチを押すと、トロッコに乗ったメスが近づくという
仕組みになっています。
さて、このときオスのとった行動とはどういうものだったのか?
あなたも考えてみてください。
そして、その行動の先には果たして何が待っているのかを・・・・
では、実験の様子を見てみましょう。
レールの片方の端にオスがいて、もう一方には発情したメスが
トロッコに乗っています。
オスが手元のスイッチを押すと、トロッコに乗ったメスが近づくという
実験装置。
つまり、スイッチを押し続けることによって交尾ができるのです。
でもすぐにまた、メスの乗ったトロッコは元の位置へ戻ってしまいます。
そして、そのオスのとった行動は・・・
ひ、た、す、ら、スイッチを押しまくる。。。
奇声を発し狂ったようにスイッチを押しまくります。
そして、果てることなく交尾を繰り返すのです・・・
非常に残酷な映像でした。
本能とはそういうもの。
もし、ヒトが新しい脳で「理性」というものを獲得していなければ
本能が暴走します。
つまり、命果てるまでセックスをし続けるでしょう。
だから、動物界では、「発情期」という時限プログラムで
制御しているのだと思います。
期間限定で生殖本能を解き放つのです。
私たちの獲得した脳力、人間の進化とは、
実は、本能を自らコントロールできるようになった、
ということだったのです。
人間の三大欲求とよばれる食欲、性欲、睡眠欲はとても強力です。
なにしろ生命の維持と子孫を残す本能に直結していますからね。
ですから、コントロールを誤ると本能は暴走し、死期を早めるだろうと
いうことは、容易に想像が出来ると思います。
暴飲暴食、その逆の拒食・乱れたセックス・過労ストレス睡眠不足・・・
それによって引き起こされる生活習慣病、メタボ→肝硬変→がん
性病やエイズ、アル中に薬中、欝病や精神疾患、そして過労死・・・
では、このコントロールを「心」が、つまり「理性」ができるのか?
と言ったら、実は、できないのです。
「心」とは、コロコロ変わるものですから。
昨日誓った決意も、今日にはもう揺らいでいるのが人の心というもの。
そうでしょ?(笑)
じゃあいったい、この強烈な本能をコントロールできるものは
何だと思いますか?
実は、それが「愛」なのです。
そしてそれは「感謝する心」を通して現れるのです。
食欲のコントロールは、食事をいただけることに感謝してよく噛んで食べること。
性欲のコントロールは、パートナーに感謝し互いを尊重し合い絆を深めること。
睡眠のコントロールは、今日一日無事に過ごせたことに感謝して就寝すること。
ヒトの「発情期」は表面上まったくわからなくなっています。
基礎体温をつけていなければ、当の女性にさえ「排卵日」が
わからない。(わかる方はわかるのでしょうが。)
この状態を「自己欺瞞」(じこぎまん)といいます。
子孫を残す本能にとっては、この上なく「非効率」です。
ヒトは、自らの意思で、いつでも性行為が出来る。
しかし、もし自分の意思ではないセックスが行われたとしたら・・・
あまたの宗教が淫らな性行為を戒めるのは、それに伴う「危険」を
排除したいからなのだと思うんです。
つまり、『望まれない子どもが生まれる可能性』を。
ヒトが「自己欺瞞」を獲得してきた背景には、人類の将来に必ず
暗い影を落とす「望まれずに子どもが生まれる」可能性を、
限りなくゼロにしたいという願いがあるように思えてなりません。
全ての子ども達が、お父さん、お母さんの愛の結晶として、
“望まれて”生まれ、“あなたが私達の子どもでうれしい”と
言われながら育つことに、人類の未来・希望があるのです。
シングルペアレントの方もいらっしゃるでしょう。
人一倍、“あなたが生まれてよかった”と伝えてあげてくださいね。
子ども達の小さな心の、大きなよりどころは、
あなたの「愛」以外にはないのです。
人類のかけがえのない財産である子ども達。
彼らが愛をまとって、やがて平和で美しい地球の担い手になるために、
夫婦が好き合って結ばれて、望まれて子ども達が生まれ来ること。
神様は、人類に本能をコントロールする脳力をお与えになって
そのことを試しておられるのではないでしょうか?
性差があることで、男と女それぞれの性での学びがあり、それぞれの
役割において「愛」を育て、その夫婦の愛の証として授かった
赤ちゃんは、文字通りの「子宝」ですよね♪
夫婦円満であること。
この夫婦の絆、夫婦が愛情豊かであることこそ、KENの唱える
★超楽チン★子育て の大前提であり、最初の最初の1歩なのです。
はい、
お疲れ様でした。
いや~~長かったね~~。
ロングランでお贈りして参りました「愛について」は
ひとまずおわりま~す。
つたない文章を最後までおつきあいくださって
本当にありがとうございました。
_===__
~~~~~~~~~~~\_oyabaka__)~~~~~~~~~~~
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★ あ と ガ キ ★
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。。。ご飯大好き 。。。
我が家は冬場はコタツで食事をします。
コタツの部屋には仏壇があります。
曽祖父・母の写真を見ながら・・・
さとる : 「これがぁボクのパパで~、パパの~
おとうさんがぁおじ~ちゃんで~
おじいちゃんのぉおとうさんがぁ
ひ~おじいちゃん」
じ~じ : 「そう。このおじいちゃんはね~
『このォ』しか言わなかったよ。」
さとる : 「おじいちゃん、悪い子だったの?」
じ~じ: 「そう、悪い子だったな。せっかくお母さんが
作ってくれたごはんを『まずい』って言った。
そしたら、このおじいちゃんがお箸の頭で
おでこをバシ~っ!」」
KEN : 「そりゃ痛いわ」
さとる : 「ボクね、ママの作ってくれたご飯大好き!
『おいしいおいしい』って食べるんだよ」
マ マ : 「そうね、白いご飯だけはよく食べるわね。
ご飯に何かかけますか?」
さとる : 「べちゃべちゃのり!」
KEN : 「なんだかイメージ悪いねぇ」
マ マ : 「『海苔の佃煮』っていうのよ」
さとる : 「のりのくつだに?」
マ マ : 「のりのつくだに、のりのつくだに
のりのつくだに、のりのつくだに
のりのつくだに、のりのつくだに」
さとる : 「のりの、くつだに」
一同 : 「 だはははははは~~~~ 」
いや~、コドモってホントーにおもしろいですよね♪
それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!
いつもこ~んなに下の方までお読みくださりありがとう!
今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!
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********************* Laugh & Peace */〃*******
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☆
親バカは世界を救う! プロジェクト。
子供たちのあっかるい笑顔を乗せた”光の船団”が、
きっと世界を変えていく・・・そう信じています。
------- そんな訳で、面舵いっぱーい-----よ~そろ~----------