December 26, 2005



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【散歩道】散歩みちからみえるコト その18 
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   バードビュー子育て?! その3


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 さて、先週、新聞の見出しやニュースで大きく取り上げられた
 「人口 初の自然減」。ご覧になったことと思います。
 死ぬ人よりも、生まれてくる赤ちゃんのほうが、一万人少なかった。


 今、時代は、日本は、大きな転換点を迎えています。
 歴史の大きなエポックが、今まさに刻まれています。

 紛れもなく「今年」から、人口減少への道を歩み始めました。
 何年か後の「人口の推移のグラフ」は、今がピークだったことを
 はっきり示してくれるでしょう。



 世界経済の先導的な役割を果たしながら、財政的には苦しく、
 そして「人口減少」が確定した今日、もはや、世代間で支えあう
 社会保障制度は維持できなくなることが現実問題となりました。


 このことは、30年前から分かっていました。予測されていました。
 未来が見えていたにもかかわらず、有効な政策が打たれてこなかった。

 
   そして、それは、今後も変わらないでしょう・・・。


  
 ダイエー問題、銀行の不良債権処理の問題、アスベスト問題、
 そして今騒然としている建築確認の問題・・・

 「国の施策の失敗を尻ぬぐいする」ことの為に我々の血税を
 使うということが繰り返されています。


   つまり、社会の隅々にまで目の届く政治なんて
   不可能なんです。
   先を見越して有効な政策を打つ!なんてできないんです。

 
 じゃあ、我々は子育ての現場で何をどう描いてゆけばいいのだろう?
 我々の希望を載せた船を、どこへ進めてゆけばよいのでしょうか?

  先々週から言ってます「医療費削減」への解決策にも迫ります!

 
 お待たせしました!
 2005年「親バカ丸」総決算!
 年末特大スペシャル?!

 【明日の日本は子育て現場から変える!】

 いよいよ、CMの後に・・・
  




 トイレ行った?


 
 は~い、それでは・・・
 バードビューモードでGO~~~!




 ■『ラジオ体操』のひみつ。


 突然ですが、ラジオ体操って知ってます? よね、もちろん。
 これ、何で『国民的行事』になっていると思います?

 ラジオ体操を検索すると、カンポのHPに

 『ラジオ体操は、国民の体力向上と健康の保持・増進に寄与するため、
  昭和3年に当時の逓信省(現在の日本郵政公社)簡易保険局が制定
  したものです。』

 とあります。
 
 つまり、『郵便局の簡易保険』が広めたのです。
 何のために?

 ふむふむ、「健康の保持・増進に寄与するため」って書いてあるから、
 あ~ 国民の為に国が考えてくれてんだな・・・
 
 じゃないでしょー!?


   確かに国民が健康になるのはいいこと。
   じゃあ、何のために国策で国民を健康にしたいのか?
   

 さらにラジオ体操の歴史をひも解いてみると生々しい姿が
 浮かび上がってきます。。。
 
  ~ 引用 ここから ~

 大正14年(1925)

  3月  世界初のラジオ体操がメトロポリタン生命保険会社
     (ニューヨーク本社)で行われる。

  7月  猪熊氏(逓信省簡易保険局監督課長)が日本で
     メトロポリタン社のラジオ体操を紹介し、日本人の体格向上の
     ため、「老若男女を問わず」、「誰にでも平易にできる」、
     「如何なる場所でもできる」ラジオ体操放送開始を提唱。
    (大正15年頃のラジオの普及率3%、契約者数約34万件)
       
  ~ 引用 ここまで ~


 つまり、簡易保険の加入を募る一方で、加入者が健康で、元気に
 暮らしていてくれさえすれば、「保険金」を支払うケースは
 少なくなりますよね?
 保険制度としては、極めて安定した資金を蓄えることに奏功します。


 だって、当時アメリカの最先端のビジネスモデルだったんですから。
 「最小の費用で最大の利益をあげる」ことを常に考えている民間企業の
 マーケティングを、当時視察に訪れた担当課長が、国営の簡易保険事業に
 取り入れたのです。


 加入者が増加すると同時に、健康増進のスキルも広まっていきました。 
 昭和の始めから、戦争を経て、戦後の復興から高度成長の時代へと
 我々の親や祖父母の世代の「元気」に支えられて、日本は先進国の
 仲間入りを果たしてきたのです。


 一方、郵便貯金や簡易保険の積立金として集まった潤沢な資金を
 国は半ば強制的に「大蔵省資金運用部」に吸い上げ、「財政投融資」と
 して、国家建設、インフラ整備にあててきました。(習ったなぁ?)


 極論すれば、国は、

  『公共投資(事業)をガンガン進めるために、
   国民にラジオ体操を広めてきた』(笑)

 ということになるのです。
 
 国の借金の担保は、健康で勤勉な「国民」の財産そのものなんです。


 今、時代は大きく変わろうとしています。
 国家主導で国づくりをする時代は終わりました。
 郵貯も簡保も民営化が進み、財投も制度的な改革が行われます。


 これからは、明らかに「個」の時代がやってきます。
 「個」が主導して「国」をつくる時代、いや、よりよい「世界」を
 創っていく時代になるのです。

 さて、そんな時代を見据えて、我々も進化しなくては
 なりません。

 一言で言えば、

 
 ■『国に頼るのはやめよう』 ということです。


 それでは、子育て現場に一気にフォーカスしますよ~。

 
 子どもたちの健康、また、家族みんなの健康を、
 医療保険に頼るのではなく、つまり、医者に頼るのではなく
 自らの努力で、「病気にならない生活スタイル」を作っていく。


 そう、ラジオ体操のような、「我が家」の健康増進法を
 確立していく。

 
 【一人一人が健康に留意して、医者にかからないようにする】
  これが、「医療費削減」のためのベストポリシーです(笑)


 もともと 政策=暮らしをよくする、守る方法 は、我々個々人が
 持つべきものでしょう?

 だって、「健康になりなさい」って「国」が強制することも
 できなければ、「指導徹底」することなんて不可能なんです。
 
 すべて、「個人」に委ねられているのです。

 
 国の出費を抑え、小さな政府を実現するには、家族の一人一人が
 自分の健康管理をしっかりして、家計の出費を抑えればいいのです。


   えっ?

   『健康保険料を払っているんだから、病院を利用しなきゃ
    損じゃないの!』

   ですって?

 はは~ん、元を取らなきゃって発想ですねぇ・・・

 さあ、ここです。
 人口自然減というのは裏返せば、老人自然増です。
 いやでも、国が支払う医療費自然増です。

 加えて、若い世代が医者にかかりまくっていたら、
 医療費支出激増です。



 保険や共済制度は、「少しずつの積立金で、万が一のときに
 まとまった金額を受け取れる仕組み」ですよね。



 もしこの仕組み自体が破綻して立ち行かなくなったとき
 いちばん苦しむのは、社会的な弱者の方々です。


 身寄りのないお年寄り、生活保護を受けていらっしゃる方
 あるいは、母子、父子家庭も影響をうけるでしょう。


 本当に必要な方が、本当に必要なときに、確実に援助が
 受けられる。

 このことが、社会の安定の基礎であり、福祉国家といえる
 要素なのではないでしょうか。


 我々は、医療保険に頼るのではなく、むしろ制度を支えて
 いるんだという気持ちで、いつかその制度に援助を受ける
 立場になることも思いやりながら、子育てをしようでは
 あ~りませんか?

 
 一人一人が、健康になり、幸せになることが、大きな力となって
 社会全体を、国の制度を、ひいては世界経済を支えていく。


   一人はみんなのために、みんなは一人のために。


 『何でも誰かにすぐ頼る』のをやめて、先をおもいやり、
 よく考えて、自分で結論を出していく。

 
 そのために、勉強をして、正しい知識を行動力に変えていく。
  
 
 そうして一人一人が自分を信じて行動する“自立”した人間に
 なったとき、「国」というスタイル自体が必要なくなる日が
 来るのかも知れません。


 これが、育児や教育の目指すところであり、“育自”であると
 KENは考えています。


 
 さて、
 あなたはどんなコトお感じになったでしょうか?
 



                  __===__
 ~~~~~~~~~~~\_oyabaka__)~~~~~~~~~~~~~~




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 ★ あ と ガ キ ★ 
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          。。。強がり? 。。。



             (ぅえ~ん、ぅえ~ん)

     
    KEN : 「あれ?赤ちゃんの泣き声がする?」


    あけみ : 「向かいの、てっちゃんじゃない?」
    (6歳)   


    KEN : 「そうか。さとるも、ついこないだまで
           赤ちゃんだったのになぁ・・・」

   
    さとる : 「ボクね、もともと、おにーちゃん
    (3歳)   だったんだよ!」


    KEN : 「ホントか? 今でも朝起きると
           『ママ~、ママ~』って泣くのだあれ?」


    あけみ : 「さ~くん、今日もちょっと泣いてた~」



    KEN : 「ほ~らね」



    さとる : 「ボク、泣かないよ~! 泣くのは
           お姉ちゃん!」


    KEN : 「ぅわっははははは、カッコ悪!」



    さとる : 「カッコ悪っていうとパパがカッコ悪に
           なりゅんだよぉ~!!!」


    ばあや : 「パパかっこいいもん!」
     (ママ)
 
      
    さとる : 「・・・・・」   

        (へっへぇ、いい奥さんでしょ~~~!?)


     いや~、コドモってホントーにおもしろいですよね♪
     それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!


 
                               /〃
 ********************* Laugh & Peace */〃*******
                              /〃 
                             ☆
   親バカは世界を救う! プロジェクト。


  今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!

 
  子供たちのあっかるい笑顔を乗せた”光の船団”が、
  きっと世界を変えていく・・・そう信じています。

 
 ----- そんな訳で、面舵いっぱーい ----- よ~そろ~ -------