さてさて、ガヤトリー・マントラを唱えながら
女神山の山頂を目指します

海からの風が山に当たり辺りは風が渦巻いていますが
参道の木々がそれを受け止めてさえぎってくれるので
参道はとても穏やかです
ありがたいことです
そうこうしてるうちに山頂に到着
神社にお参りします


この辺りの里には「大蛇伝説」があります。
昔々・・・ 男神山には大蛇が住んでいて、
夜になると女神山の彼女の元へ通っていたとな
田んぼには、大蛇の通った後がいつまでも
くっきりと残っていたということじゃ
また、ある者が女神山を越えて行こうとすると、
大木が倒れて道をふさいでいて通れなかった。
他に回り道がないので、その大木をまたいで
乗り越えていくしかなかった。
まさに大木の上をまたいでいるとき、何か違和感を感じたが
先を急いでいたので気にとめなかった。
ところが、用事を済ませて、また同じ道を帰ってきたときには、
さっきあった大木が跡形もなくなっていたという・・・

実は、先の男神山もこちらの女神山も石灰岩でできています。
と、いうことは・・・?
はい、かつて南洋の海底にあったところが、
隆起して盛り上がってできた山なのです
また、この地方には良質の石油が出ます。
その造山のエネルギーは、もしかしたら
この男神と女神の御神体のエネルギーなのかも
しれませんね

今でもはるか太平洋の彼方からプレートが押し寄せ
この土地の大地にシワを寄せています。

女神山のてっぺんの石灰岩の岩塊に
お茶をそそいでお清めさせていただきました
ささ、次は「夜泣き石」へ
位置的には、この男神・女神の集落からは、
東名高速を隔てて反対側!
牧之原台地を横断しなくてはなりません。
相良牧之原ICへ戻り、さらにそれを超えて
金谷へ降りて国道1号線に乗ります。
もう既に日は天頂に達しておりました。
つづく