November 29, 2005
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【散歩道】散歩みちからみえるコト その14
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~ 自信を醸成する為に ~
内弁慶をやっつけろ! いや、仲間にしよう(笑)
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KENは、幼稚園へあがる前は、やんちゃぼーずでした。
ところが、幼稚園では“おとなしい子”になってしまいました。
なぜでしょう?
幼稚園では今までの“自分”が出せなかったからです。
なぜか。
早生まれで、体が小さかったこともあり、
友だちや、年長さんがとっても大きくみえました。
そして、自分より、走るのが速いし、力は強いし
大きな声を出すし・・・圧倒されてしまったのです。
自分がとってもちっぽけで、よわっちく思えました。
でも、家に帰れば、自分を取り戻すことができました。
いわゆる、“内弁慶”ってやつですね。
なぜ、“本当はけっこうやんちゃなじぶん”と
外に出たときの“ひっこみじあんのじぶん”に
分かれてしまったのでしょう・・・?
それは、自分と同じ年頃の、いろんな子ども達がいる状況に
置かれたことがなかったからです。
“基準”はいつも自分だった。
家族は、いつも褒めてくれた。
だから、
じぶんより“できる”子、
じぶんより“強い”子、
“上には上がいる”ことが
ショックだったんでしょうねぇ。
“できない自分”がいやだから、
“できない自分”をみられるのがいやだから、
“なるべくやらない”でいたいと思う。
ホントは“できる”みんなと遊びたいのに、
ホントは“強い”みんなと同じようにやりたいのに、
“ボクはいいや”って尻込みしてしまう。
もし自分に“自信”があれば、物怖じせず、
みんなと楽しく遊べたんだと思います。
そんな経験があるので、子ども達には“自信”を
つけさせたいと思うのです。
まだ物心つくかつかないかの、そんな時期の心模様が
後々まで、自分の“性格”の中に残っていってしまうからです。
そこで改めて問います。
「自信をつけさせるにはどうしたらよいのでしょう?」
KEN的には自分の経験から一つの結論が出ています。
散歩道シリーズでお話してきたのでお気づきかと思います。
それは、
★前もって経験しておく★
ということです。
幼稚園へあがって“初めて”ではなく、
お絵かきにしても、
運動にしても、
何かしら
“見たことある”
“聞いたことある”
“やったことある”
状態をいっぱい作っておく。
そうすれば、皆がやる時に、「ボクも!」「私もやりた~い!」って
自分から仲間に入っていけるんだと思います。
進んでチャレンジできると思うのです。
子ども達は、一見自然に、楽しそうに遊んでいるように見えます。
でも、そこまで持っていくには親の努力もあるのです。
そして、お散歩の途中でも出来る事はいっぱいあるのです。
「この子にはこんな風に育ってもらいたい」という願い。
それは、言ってみれば子育ての「ビジョン」です。
親がビジョンを持つことで、保育園や幼稚園での集団生活が、
どんなに大きく、子どもの成長につながっているかが見えてきます。
子ども達が集団生活で得る大切なもの。それは、
『自分ひとりではなく、共感し、アイディアを出し合い、
励ましあい、いっしょに盛り上がる友達がいる喜び、楽しさ。』
これに尽きると思っています。
これは、子ども達が「自分だけ楽しければいい。」と振舞ったり、
もっと言えば、親が、「自分の子さえよければいい。」という
心の状態では決して味わえない、得られないことなんです。
友だちと、お互いに感化しあい(いい方にネ♪)
様々なアウトプットの場、発表の場が与えられ
がんばったことにエールを送りあう数々の場面を通して
子ども達は、自分自身を成長させて行きます。
みんなに応援してもらえるんです。
みんなで応援するんです。
がんばらないわけがありません。
その場が楽しくないわけがありません。
いや、楽しくなるように親が導いてあげなくては
もったいないんです。
先生方は、様々な工夫をしてアウトプットのための
場面、ステージを作ってくださいます。
親はその機会を子どもの「成長」のために最大限いかすべく、
子どもと共に盛り上がって、楽しむ。心待ちにしてあげる。
そう、毎日がイベント状態! にできれば
子どもは勝手に成長します。
勝手に「顔付け」の練習をするし
勝手に「泳ぎ」の練習をするし
勝手に「振り付け」の練習をするし
勝手に「さかあがり」の練習をするし
勝手に「ひらがな」覚えるし
勝手に「漢字」だって覚えるし
勝手に「側転」できてるし・・・
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まさに、★超楽チン★じゃ、あ~りませんか。
その、幼稚園というステージで子ども達が思う存分輝くために
「慣らし運転」を十分しておきたいと思ってきました。
今、幼稚園に通う子ども達を見ていて、「思いどおり」に育って
くれてると、いや親バカ承知で言えば、“自分達の時”と比べて
その成長ぶりに「うらやまし~」と、夫婦で喜んでいます。
これから小学校へ上がって、物事を理屈で考えるように
なっていく時に、いかに、この幼稚園時代の“成長の感覚”を
忘れないでいられるか。
“思えば叶う”毎日がイベント式勝手に成長メソッド(笑)を、
いかに、親子で実現できるかが、私たちの新たなチャレンジであり、
楽しみです。
とは言っても、
あらゆることを“前もって”経験させることは不可能です。
そんな時はイメージの世界で“疑似体験”させてあげれば
いいのです。
これからが、人生の先輩としての“親”の
本当の出番になってくるわけです。
どんなコトにも必ず“はじめて”の時が訪れます。
その、「はじめの一歩」を踏み出す勇気を
子ども自身が、自分の内から沸き立たせるために、
【親バカ七か条】が生きてくると思うのです。
「想像力」が、「創造力」につながっていく・・・
そんな子ども達の未来を描きながら、親バカ丸は今日も行く。
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~~~~~~~~~~~\_oyabaka__)~~~~~~~~~~~~~~~~~
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★ あ と ガ キ ★
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。。。帰宅の風景 。。。
KEN : 「ただいま~」
ばあや : 「おかえりなさ~い♪」
(ママ)
ダッダッダッダッダッダッダッダッダ (娘の足音)
あけみ : 「おかえり~」
(6歳)
タタタタタタタッタタタタタタッタッ (息子の足音)
さとる : 「パパ~ おかえい~」
(3歳)
あけみ : 「今日ね、一番高い鉄棒で逆上がりできたんだよ!」
KEN : 「おおスッゲ~!がんばったなぁ。」
両手で頭をくしゃくしゃ~
あけみ : 「だっこ~」
KEN : 「あれ~?はいはい。だっこ~うわ、重っ!」
あけみ : 「はははは、じゃあね~」
さとる : 「パパ、こえあげゆ」
KEN : 「なに、これ?」
さとる : 「ちろいバナナ」
KEN : 「ん?バナナの種?」
さとる : 「ちがう、ちろぃバナナ!
おねえちゃんに、もやった」
KEN : 「くっくっくっく、わかっちゃった♪
『おしろいばな』のタネだね?」
さとる : 「うん、ちょう。おちろいバナナ」
だはははははは~
いや~、コドモってホントーにおもしろいですよね♪
それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!
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********************* Laugh & Peace */〃*******
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☆
親バカは世界を救う! プロジェクト。
今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!