October 10, 2005


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【散歩道】散歩みちからみえるコト その7
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        シリーズ ~自信を醸成するために~



   あの子の名前が知りたいな・・・(週末特大号)長いよ~(笑)

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 数年前に、「公園デビュー」というコトバがあることを知りました。

 
 主に都会に住む母子が直面する“悩み”として報道されていた記憶が
 あります。


 知らない土地に嫁いで、赤ちゃんが生まれて、
 地区の児童公園や、団地の公園へはじめてお散歩に出かける訳ですね。

 
 知り合いのいない土地での子育てに加えて、近所の様子もわからず、
 親身になってくれる相談相手もいない状況。
 おまけにダンナは育児のことは全て、妻任せにしている・・・


 育児ノイローゼって原因は様々だと思いますが、「子育て」に
 かかわるありとあらゆるコト、いっさいがっさいぜ~んぶを
 「ママ」が背負っていると“感じてしまう”状況で起きていると
 いう気がしてなりません。

 お~い、パパ~!いますか~~~?



 日常の家事に加えて、育児が加わる。
 
 片時も目が離せない。
 
 自分の時間が持てない、休めない。
 
 おまけに仕事を持っていれば息つく暇がない。


 ・・・ 何で私だけ・・・



 お~っと、あぶな~い! (いろんな意味で)


 大変なのは分かってますって。
 あなたもきっと“がんばって”いらっしゃいますね?
 

 じゃ、なんで“大変”って感じちゃうんだろう?
 何が“がんばってる”って思わせてるんだろう?



 きっとね、「ダンナ」にイイトコみせなきゃならないからでしょ?
 もっと言えば、「世間に」イイトコみせなきゃならないから、
 じゃない?


 つまり、子どもの、~

   親の言うことをよく聞いてくれて、
  
   好き嫌いなく何でも食べてくれて、
  
   挨拶がちゃんとできて
  
   電車の中では静かにしてくれて、
  
   おかたづけは進んでするし
  
   お友達とも仲良く遊べて、
  
   学校の勉強もよくできる  
  
   エトセトラ、エトセトラ  


  ~ みたいな姿を見せたくてがんばっちゃうわけですよね?



 そういうプレッシャーがなければどうってことないと
 思いませんか?

 
 いやいや、どうってことない子育て ってことはないですよね。
 失言です。すみません。
 
 
 私だって、そんな子に育って欲しいって人一倍思ってます。(ひそかに)
 あたりまえのことです。



 だけど、“なる”のはその子自身なんですよね。

 伝わりますか?
 

 親が“成らせる”ことはできないんじゃないですか?



 「はぁ~? 親が教育しなきゃ子どもに何がわかるっての?」


 って言われそうですね。ごもっとも。


 もちろん、教育しなくちゃいけません。
 家庭での躾をしっかりしなくちゃいけません。
 私もそう思います。

 問題は、その中身です。考え方です。



 たとえばね、お習字で考えてみます。

 
 習い始めは、運筆力を鍛えます。
 はいり、たて、よこ、とめ、はね、はらい。
 
 
 先生のお手本の“かたち”になるように運筆の練習をしますね?
 言ってみれば基礎体力、基礎技能の習得です。


 次はたくさん、たくさん文字を書く練習をします。 
 必ず先生の「お手本」があって、そっくりに書ける様に練習します。
 

 「書写」なんです。
 コピーするんです。
 真似しまくるんです。
 

 お手本に似せて書けたらハナマルもらえるんでしょ?


 そうやって、お手本を脳にインプットし、美しい文字の形を
 瞬時にイメージできるようにすると同時に、そのイメージのとおりに
 紙面に再現し得る“技術”を練習によって身に付けていくわけです。
 

 「書写」という基礎が十分できてはじめて、自分のオリジナリティを
 極める「書道」に進んでいけるのです。


 美しい文字の形がイメージできないと、文字をきれいに書くことが
 できないんです。

 
 そして、イメージだけできても、技術がなければ
 やっぱりうまく書くことはできません。私のように(汗)



 何がいいたいのか。


 子育てだって、躾だって同じことでしょう?
 いい「お手本」がなくってどうして「いい子」になれるんでしょう?


 「こどもがちっともしてくれない」んじゃなくって、
 どうやったら「カッコイイ」のか、「素敵なのか」、
 あなたがやって見せて!って話です。


 そして、まねしてできたら「カッコイイ~」って褒めるんです。


 「こうなったらかっこいいよ~」ってイメージさせてあげてよ!
  教えてあげてよ!って話なんです。


 
 フーッ。前置きが長くなっちゃった。
 


 「公園デビュー。」

 って、もしあなたがプレッシャー感じてるんだったら
 こんな風に考えてみたらどうでしょう?


 あなたがやることは、

 「お子さんと、とことん楽しく遊ぶこと」(爆)

 たったこれだけ。


 だって、子どもをお日様の下で遊ばせるのが目的でしょう?
 残念ながら(笑)あなたのデビューが目的じゃあないんです。


 公園は遊ぶところです。
 憩いの場です。息抜きの場です。
 生活の中に、楽しい時間を仕入れに行くところです。


 子どもと思いっきり楽しく遊んでみてください。
 あなたも、ジャングルジムへ登るんです。
 
 キャーキャーワーワー言いながら、
 あなたも、つり橋渡ってください。
 

 そのうちに、そこで遊んでいる子ども達が寄ってきます(笑)


 だって、子ども達は“楽しい”のが大好きですからね♪
 “おもしろそう”なコト、人に吸い寄せられるんです。


 
 わが家でも、ママと娘は毎日楽しく公園で遊んでいました。
 知らない子や、知らないママたちばかりでも気にしません。


 そんなある日、公園で娘がママに聞きました。


 「あの子は名前なんていうの?」


 「なんていうんだろうねぇ?『わたしは、さかもとあけみです。
  あなたのお名前は?』 ってきいてごらん?」
 
 「うん・・・」

 「だいじょうぶよ。お母さんもいっしょにいてあげるから。」

 (2~3歳の頃って自分の名前を覚えたばっかりで、
  名前が言えただけで大人に褒めてもらえますよね~。
  相手のお子さんを褒めてあげるきっかけができますね~♪)

 
 なんと娘は公園で初めて出合ったお友達に、
 自分の名前を名乗って、みごとに相手の名前を教えてもらう
 ことに成功し、いっしょに楽しく遊ぶことができたんです。

 (ママからこの話を聞いたとき、「既にオレを超えた!」と
  うれしいやら、あせるやら・・・素直に親バカしてました 笑)


 子ども達同士は、こうして、その場ですぐお友達になれるのですね。
 娘の“知りたい”という気持ちを、ママがそっと後押しすることで
 娘は自分から声をかけ、お友達をつくることができたのです。


 そして・・・
 離れて見ていた親御さんが近づいてきます。
 (そう、名前を言って褒められた子のママですよ!)

 「こんにちは~」
 
 「こんにちは~。お子さんおいくつですか?」
 
 「3歳です~」
 
 「元気ですね~。ウチの子なんて・・・」

 ってな会話も始まるってモンです。


 はい、お疲れ様でした~。
 ママの公園デビューも完了。

 ★超楽チン★でしょ?



 ところで、あなたはどうして子どもとTDLに行くんですか?
 
 あなたが大好きだから?
 子どもが大好きだから?


 えっ? 
 お友達が行っててウチの子だけ行ってないのはかわいそう?

 あぁ・・・、まっそれも分からなくはないけどね。


 思いっきり楽しく過ごすなら近くの公園でも十分!?
 無理することも、見栄張ることもないんです。

 そのうち機会もあるでしょうし。


 ともあれ、親のメンツの為に子育てしてると、
 思いっきり疲れますよ~って話です。(笑)
  
  


                  __===__
 ~~~~~~~~~~~\_oyabaka__)~~~~~~~~~~~~~~~~~




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★ あ と ガ キ ★ 
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             。。。 重病院  。。。
      

     
    BAYA: 「さとるはちょっと熱っぽいみたい」
    (ママ)

    さとる : 「あのねー、ゆーくんと、ともくんおやちゅみ
    (3歳)   ちたんだよ」
  

    KEN : 「風邪がはやってるのか? 熱はどのくらい?」
   

    BAYA: 「36度9分」
           

    KEN : 「びみょ~だな。でも元気そうだから
           一応幼稚園へは行かせよう。もし体調が
           悪くなるようなら先生から連絡もらえるだろう?」


    BAYA: 「そうね。先生にお願いしておきます。」

   

        ~ その日の午後 ~


    
    あけみ : 「ただいま~」
    (6歳)

    KEN : 「さとるはどう?」


    あけみ : 「ママと“じゅうびょういん” 行ったよ。」
 

    KEN : 「重病院? やっぱり熱が出たのか?」


    BAYA: 「ううん、足の裏のイボよ。液体窒素で焼くのよ。」


    KEN : 「そっちかよ。で、さとるは?」

    
    さとる : 「た っ だ い ま ぁあああ ~
           あのね、ぼくね、はっけっきゅうがね
           シャキシャキシャキーンってバイキンを
           やっつけてゆよって、ちぇんちぇいに
           おちえてあげた~♪」 
  
    
    KEN : 「朝の熱はなんだったんだよ?」


          (ん~知恵熱だったか・・・
           お医者の先生に白血球をねぇ(笑)
           
           それにしても「ジュっ」て音がするのかな。
           焼肉を連想したのは私だけ? )
 

  

     今日も子供たちの笑顔に出会えたら、うれしい♪ ですね!
     それではまた、ご一緒に”親バカ”を楽しみまショー!


 
  
                               /〃
 ********************* Laugh & Peace */〃*******
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                             ☆
   親バカは世界を救う! プロジェクト。
      

   子供たちのあっかるい笑顔を乗せた”光の船団”が、
   きっと世界を変えていく・・・そう信じています。
 

------- そんな訳で、面舵いっぱーい ----- よ~そろ~ ----------




P.S.

11月12日・13日は「国際交流フェア」の準備及び当日スタッフ参加のため
記事およびペタをお休みさせていただきます。

KENは風船おじさんをやってます♪(笑)