May 21, 2005
NHKスペシャルの「驚異の小宇宙」シリーズ知ってる?
人体や脳のしくみを最先端の研究成果を紹介しながら
特集した番組。
もうだいぶ前になるね。
ボクはこーゆー番組がたいそう好きなんでございますが、
その中で、未だに忘れられない驚愕の真実・・・(笑)
それは、
「平和なとき、ミジンコはぜ~~~んぶメスである!」
・・・・
「はぁ?」「だから?」「なんでキョーガク?」・・・って思います?
ボクはねぇ、オスとしての自分を改めて見つめなおしましたよ。
「オスの存在って、単なる種馬?」
つまりミジンコは、外敵がいなくて、且つエサも豊富にある
状況では全てメス。
ところが、天敵が現れ個体数が激減すると、
メスのうち何匹かはオスに変化し、生殖活動を行う・・・・。
ボクは解ってしまいました。
生物は、基本的にメスなんだということが。
子を産むのは全てメス。
そして、子を産ませることができるのも、全てメス。
メスが、必要に応じてオスを創っている!!!!!
さて、世のママたちよ!
生物学的に言って、あなたがたは”強い”んです。
細胞内の小さな生物”ミトコンドリア”。
動物が動物たる所以のこの小動物は、その遺伝情報を
すべて母方だけから受け継いでいます。(オスのは無視?!)
この遺伝情報をさかのぼると、人類最初の母(ミトコンドリア・イブ)に
行き着きます。
子を産むものと、産まないもの。
どっちの情報が大事か、必要か、本物か?
原生動物にはプログラムされているのです。
いわれて見れば、わが国でも平安時代くらいまでは
「通い婚」の風習が残っていましたねぇ。。。。
もっと遡ると、物部氏の勢力が強かった古代日本は
「母系社会」だったと言われていますね。
そうそう、卑弥呼は元々中国の母系の同族集団
(要はかぁちゃんが強い)の出身のようです。
その中で受け継がれ発展してきた「道教」を極めて、
いわば教祖様として力をつけ日本に渡って来たようです。
その後、日本はいく度かの戦乱の時代を経て、
「強い男」が支配する国になってゆきます。
女性蔑視、男尊女卑、女人禁制・・・・
過去の暗い歴史は物語ります。
本来”弱い”立場のオスが、自分達の存在を守るために
本来”強い”立場の女性を、腕力で押さえ込もうとしてきた、
切ない史実。
男達は、本能的に感じています。危うい自分の立場を。
女性にイニシアティブを取られることを本能的に恐怖します。
社会にあっても、家庭にあっても・・・
動物達は、メスと結ばれるため死闘をくりひろげます。
カマキリのオスは交尾のあとメスに食べられてしまいます。
オスは、その存在が悲しき”貢くん”なんです!
男の子はそんな性(サガ)を負いながら、がんばっているんです!
あ~あ、言~っちゃった、言っちゃった!
パパをコントロールできるのは、ママなんです。
パパは、時には暴力的になることもあるでしょう。
「オレは強いんだ!」って見せたくって。
でもそれはさ、「強くないと、自分の子孫が残せない」という
本能的なプレッシャーをいつも受けているからなんです。
それを放棄したらオスじゃなくなる。
平和ボケの時代ならなおさら存在意義がなくなる・・・
ミジンコの世界なら、オスはいらない時代かもしれない・・・
それは、オスにとっては恐怖の時代・・・
だからね、ママたちは、もっともっと、パパたちのことを
立たせて欲しいわけよ。
いやいや、立てて欲しいんです。
存在意義を伝えて欲しい。
男が男であるために。
そして、女が女であるために。
世界平和のために・・・!?
認めて、褒めて、おだてて、言ってあげて!
「さっすがーパパ!」、「パパ、ありがとー」 って!
頼りにされるだけで、パパたちは安心し、自信を持ち、
明るく、優しく、たくましくなれるのです。
それがたとえ、ママの作戦って解っててもネ♪