おはようございます、KENです。


「しあわせのコンパス」こころへの旅は、
ゴールまであとわずかとなってきました。


既にカウント・ダウンは始まっています・・・




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(前回の続き)




そんな長い長い人類の営みを見守りながら、命を育み、愛を学ぶ
修行の場を提供してくださっている「地球神霊(意識)」がおら
れるのです。


テラ(男性意識)とガイア(女性意識)です。



そして、さらに、そんな地球をはじめ、他の兄弟惑星を生かしむる
ためにエネルギーを供給し続けている「太陽神霊(意識)」がおら
れます。


聖アントニウスとセレニティと呼ばれる2柱のペアです。



地球神霊(テラとガイア)は、十次元の意識であり、太陽神霊(聖
アントニウスとセレニティ)は、十一次元の意識であって、もはや
人格神ではなく、より大きな愛を体現するエネルギー体なのです。



そしてそれら惑星意識、恒星意識よりさらに上には、銀河意識、
星雲意識・・・というように、営々と無限の段階に次元構造が
広がりを見せている、というのがこの宇宙の姿であるのです。




さて、じゃあ「次元」とはいったい何なのでしょうか。



「次元」というのは、

1次元=線(点の集合=長さ)
2次元=面(縦・横)
3次元=立体(縦・横・高さ)
4次元=(縦・横・高さ・時間)
5次元=(縦・横・高さ・時間・?)
・・・
という時の、次元のことです。



例えば、3次元の肉体を離れて、4次元の住人になった時には、
平安時代に生きた人と、鎌倉時代に生きた人、現代を生きた人
とが同時に存在できるのです。



love lightさんのブログ記事で、そのことがよくわかりますね。
☆守護霊様のご挨拶~あやまろさんより☆



ところが、私達の生きているこの三次元では、時間の壁を
超えることはできず、平安時代の人に会ってお茶することは
できませんよね?


3次元では、同一空間に存在する人同士は、「同じ時間」を
共有しているのです。


4次元では、つまり、個人個人が「違う時間」を持っている、
という世界であることがわかります。



では5次元以上の「?」は何かといえば、それは精神(意識)で
あり、今の段階では、「愛の深さ」がその人の次元を決める、と
表現するしかないもののようです。


やがて科学が今よりも進んだ時に、具体的な次元構造が
明らかになることでしょう。






つまり、時間と空間(=時空)を越えて存在する世界があり、
私たちは3次元に物質化したものしか、つまり波動的に粗い
世界しか感覚することのできない次元に今私たちはいるのです。



地球の霊界は3次元を超えた世界(次元)が幾重にも取り巻いて
おり、現に私たちが死んで肉体を脱ぎ捨てると、本来のエネルギー
体としての姿になり、四次元霊界(幽界)に帰ってゆくのです。



霊界に帰ると、地上人生の反省をして、まだ学び足りていない
課題を克服するために再び地上に肉体を持つことが計画されます。
この天上と地上との生まれ変わりを「転生輪廻」と呼ぶのです。



「転生輪廻」とは、愛を学び魂を進歩させるための、いわば
教導システムであり、愛に生涯を捧げ、あるいは人類の進歩発展に
寄与した魂は、幾転生を経てその次元を上げてゆくのです。





地球霊界の構造をさらっとですが、見ておきましょうか。



4次元は幽界(精霊界)とよばれ、その一角に神の光の届かない、
神の愛のエネルギーの遮断された「地獄界」が存在します。


地獄界は3次元世界に近いために、地獄霊たちは、常に人間の
業想念、悪想念を探していて、その低次元の波動をたどって同調し、
いわゆる「憑依」をしてエネルギーを確保しているのです。



物質的な執着を離れ、肉体が自分の本当の姿ではないという、
自らの精神性に目覚めた人は、5次元霊界(精神界)の住人です。
5次元住人の条件は、平たく言えば「善人」であること。


6次元神界(光明界)では、5次元までの要素に加えて
さらに「神仏についての知識」が要求されます。
ここではもはや、神仏を信じない者などおりません。



7次元菩薩界(聖天上界)の住人は、6次元までの要素に加えて
「利他」に生きる存在であるということ。


6次元は、まだまだ自分のための学びに励む大学生のような
存在なのですが、7次元からは真の社会人として「利他」に
励むことを主眼とする者達が住む世界であるということ。



8次元如来界(金剛界)では、7次元までの要素に加えて
「慈悲」が加わります。

7次元の愛が「与える愛」であるならば、8次元の慈悲とは
「与え続ける愛」「無限の愛」「無尽蔵の愛」であり、対象を
選ばず、分け隔てなく注ぎ続ける太陽の光のような愛です。


そして、9次元宇宙界(太陽界)は、8次元までの要素に
「宇宙」が加わるのです。

9次元霊は、太陽系以外の他の星団の霊界ともつながり、
この大宇宙の進化のために連携しながら、地球系霊団を
指導している方々なのです。


ですから、地球霊界の九次元指導神霊は、実は全て
オリオンや蟹座といった外宇宙から招聘されて、この
地球の進化のために尽力されている方々なのです。



残念ながら、まだ地球生まれの霊からは九次元霊は
輩出されていないようですが、8次元の方は誕生して
いるようです。


6次元を大学生とするなら、5次元は高校生、
4次元は中学生、3次元に生きる我々は、小学生
レベルの次元に生きている、ということ。


そして今、地球意識が、この地球という惑星そのものを
中学生レベルに引き上げようとしているのです。
それが、アセンションということなのです。


私たちが、地球と同調してアセンションをクリアして
ゆくためには、私たちが、3次元のこの生身の体を
持ったまま、自らの次元を上げてゆかねばなりません。



そのために必要なのが「しあわせのコンパス」、つまり
「良心」に従い、善人であろうと努力し、神仏を信じ、
利他を旨として生きてゆく、その実践にあるわけです。




しかし、たとえ高次元の魂であっても、人倫にもとる行いをしたり、
人々を誤って導いたり、悪魔に魂を売り渡すような大罪を犯した
ならば、地獄に落ちることから免れることはできないのです。



なぜならば、それは物理的な「波長同通の原理」により、
天上界の波動とは、もはや共鳴できないからに他なりません。



「想い」は物質であり、波動であり、その「想い」を持つが
ゆえの言動であり、その結果についての責任を、因果律という
宇宙の絶対法則の中で、決して逃れることはできないのです。




「想い」=「行為」=「結果」



この関係性は、後から覆すことができません。
そして、高次元の魂であればこそ、その責任は重いのです。




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次元上昇というのは、より高次元の波動に共鳴してゆくと
いうことですから、高次元がより「愛深い」次元である以上、
利己的な、自己中心的な波動の持ち主は置いていかれるのです。



でもそれは言ってしまえば単純な「物理現象」に過ぎません。
置いていかれたからと言って、別にどうなるわけでもなく、
今までと変わらない「苦しみの世界」に留まるだけです。






物理現象と言ったのは、例えばこういうことです。



私たちの「耳」に聞こえる「音」というのは、ある範囲の
周波数の音に限られているわけですよね?



例えば音楽CDなどはデータ容量の関係もあって、私たちの耳が
認識できる範囲の周波数以外の音はカットされているのです。
一方レコード盤は、それより広い帯域の音が録音されていました。



だから、レコードの方が音に深みがあるといって、マニアックな
方は今もLP盤を大事にして、愛聴しているということもあるの
です。



つまり、LP盤には「聴こえない音」がたくさん入っているために、
音に深みや広がりがあるように「感じる」のですね。



また、例えばイルカは人間の聴こえない波長の音(テレパシーと
言ってもいいかもしれません)で交信していますし、植物同士の会
話も聴くことができませんし、まして石ころと話すなんて・・・





じゃあ、私たちの感覚できないものは「無い」のでしょうか?



とんでもない。
イルカも植物も石ころだって、ちゃんとお互い同士
「意思の疎通」をしています。



私たちが知らないだけです。






例えば、光というものも一つの振動波であり、物質です。
私たちが目で見ている世界は、私たちの目が捉えられる波長の
光のみによって映し出されている世界です。



そうですよね?




しかし、赤外線も紫外線も、いわゆる「可視光線」の波長から
外れているために「見えない」光なのです。
でも、「存在」していますよね?



と、いうことはですよ? 



この広大な宇宙空間には、私たちのまったく感知できない、
まったく見ることのできない世界があっても不思議ではない。



と、言えますよね?






つまり、私たちは3次元という波動の中でしか見えない目を
持っているのであって、次元の高い、より波動の精妙な世界は
まったく見ることができない、ということなのです。



(つづく)





生きとし生けるものが、しあわせでありますように。