おはようさんです。KENでございます。
これも去年の話。(すみません原稿は去年書いたものなので・・・)
巨大な台風が接近しつつある中、子供会のバス旅行がありました。
なんだか「浜銀の科学館」?へ行って、帰りに中華街で食事をして
帰ってきました。
あ、僕は店がありますからお留守番。(悲)
この時期は、どうやらどこの子供会でも遠足が企画されているらしく、
営業先でも、「ウチのところは、ディズニーランドへ行く予定だった
けどさすがに延期しました。」なんて声が多かったです。
なので、「みんなこう言ってるよ?」とママにメールしたら、
返ってきたのは、「ウチは行くぜ!」と一言。(爆)
で、「明日天気にしといてね。あなただけが頼りなんだから。」
だって。
「え?俺“だけ”?」
「そうよ?」
「わかりました。磁石で進路を曲げとくから。」
「あはは、頼むわね~♪」
と、アホな会話をマジメにしてました。
でもさ、気象学的には、台風は高気圧の縁を回って
進路を変えていくのだから、みんなのこころが陽気に明るく
晴れ晴れとしていれば、その高気圧磁場を台風は迂回していく。
というのが、KEN的「台風回避理論」なのです。
またの名を、「脳天気」ともいう。(笑)

さてさてさて。
ツアーは続きます。
前回は、言葉の持つ波動の違いについて少し触れました。
「うれしいっ」「楽しい!」「大好き♪」「ありがとう」「素敵」
「いいね~♪」「すごいぞ!」「やった~♪」「いける!」
「よし!」「行くぞ~」「まかせなさいっ!」「あははは~」
今、読んでみてどんな感じですか?
その感じ覚えといてくださいね。
じゃあ、こっちはどう?
「しまった!」「ど~しよ~」「困った・・・」「最悪」「最低!」
「なんだこのやろう!」「おまえバカか?」「なんでできないんだよ!」
「自信ないな」「また失敗だ」「お前のせいだ」「責任取れよ」「死ね」
言葉から受ける印象の「違い」がわかりますか?
前者はなんとなく「いい感じ」、後者は「いや~な感じ」しますよね?
これ、別にきちっと分類して習ったことなんかないのに、
私たちは、自然に違いを「感じる」ことができますよね。
でね、自分が感じるってことは、相手も感じるってことです。
これが大切なんです。
ここを押さえておいてくださいね。
「いい感じ」は自分を明るく元気にしてくれますが、
「いや~な感じ」は、気分を落ち込ませ、やる気をなくし、
暗くなってしまいます。
これは同時に、相手にとってもまったく同じ作用を起こすのです。
この、「明・暗」が、文字通り健康や運命の明暗を分けているのです。
自分はもちろん、ご丁寧にあなたの周りの人の分まで、ですよ?
だから、自分の発する言葉に注意を払う必要があるのです。
どちらを選ぶかは「自由」なのですが、健康や幸せを選びたいなら
自ずと選ぶべき言葉は決まってくることがわかるでしょう。
さて。
先に挙げたような「言葉」は、私たちの「思い」が元になって
出てくるものです。
思わなければ、言葉になりません。
そうですよね?
何の脈略も無く、ただ言葉だけがポンポン出てくる人がいたら、
その人は、「ちょっと変な人」に見られちゃいます。
すっごくおしゃべりな人も、結局は、次から次へと心に浮かぶ
ことを、間髪入れずに言葉にしているわけで、まぁ、あまり深く
考えてないのかもしれないけど、心に何もないわけではないのです。
言葉には、その元になる「思い」があって、実はその「思い」も、
そのさらに元となるものが、潜在意識の中にあるのです。
潜在意識のことを「記憶」といってもいいと思います。
「どうしよう・・・」「困る~」「怖い~」などの不安や恐怖。
「ふざけるな!」「バカヤロウ!」「気にいらねぇ」などの怒り。
無意識に起こるそれらの感情や、それに伴って発せられる言葉は、
その人の中に、それの元になる「記憶」がある、ということなのです。
つまり、過去の出来事や経験などの何らかの原因で、その時に感じた
「思い」が、潜在意識に「記憶」されてずっと残っているのです。
そして、その記憶がある限り、その記憶が浄化されない限り、
同じような出来事や経験に遭遇するたびに、瞬時に記憶が検索されて
「過去のその時の感情」が再生されてしまうのです。
これは、実はとてもやっかいなことなのです。
今の自分じゃないにもかかわらず、結局私たちは、私たちの記憶、
つまり「過去」の自分の感情にビクビクさせられたり、恐怖心を
あおられたり、やる気をそがれたりしている、ってことなのです。
なんとなく伝わってますか?
でもさ、考えてみると、バカバカしくないですか?
いらぬ苦労を、自分の過去に強いられているのですよ?
例えば、「後悔先に立たず」って言いますよね?
「あの時、あ~しときゃよかった・・・」ってやつが後悔。
要は「後から後悔しても遅いよ。」っていうわけですが、
過ぎたことを思い悩んでいても、過去には戻れないんだから、
先によく考えてから行動しなさい、という訓戒ですね。
じゃあ、どこに“立ってる”と思います?
「後悔」という魔物は。
「先に立たず」ですから、もちろん「後ろ」に立っているんです。(笑)
まさに、“振り向けばヤツがいる!”
次回は、その「後悔」の恐ろしい姿をお目にかけましょう。
あ、最後がなんだか暗っぽくなっちゃいましたので、
ここでリセット!
台風の接近している子供会遠足の前日。
わが家の子ども達は、僕の「台風回避理論」を聞いていて
にわかに「アホダンス」を踊りだしました。
ったく脳天気なヤツらだ。
(この親にして、この子あり、か。 苦笑)
ではでは、よい一日を!
生きとし生けるものが、しあわせでありますように。