おはようございます。


連休中にもかかわらず、お集まりいただきありがとうございます。
【しあわせの 大きな樹】主催「心への旅」へようこそ。


ツアーガイドのケンです。
あらためまして、よろしくです。



それでは、早速「感情の生まれるわけ」を探るところから
観ていくことにいたしまショー♪


   バス



人間には「感情」があるからこそ、感情表現が豊かにできるからこそ、
自分が何に心をひかれ、何を感じ、何を意識しているのかがわかります。



 “ あ、あそこに犬がいる・・・ 怖いよぉ~~ ”



それを再び「こころ」にフィードバックすることで、「思う」ことを
コントロールできるのです。


 “ 鎖でつながれてるから、近づかなければ噛まれることはないよな ”



そして、感情を解決して(収めて)、心に平穏を取り戻す。


 “ じゃ、怖くないや。 (よかったよかった♪) ”






そのためには、感情に操られて支配されるのではなく、感情をうまく
コントロールして「利用する」という感覚を持つことが大切になってきます。



心に湧いた感情を分析して、その感情を生み出した「思い」を知り、


“怖いよ~!” (恐れの感情)

“犬は吠える。歯が鋭い。噛み付く。追いかけてくる”(犬からの連想・思い)

 


さらに、その「思い」の元となった原因(過去の経験や記憶)を探るのです。


 “小さい時に犬に吠えられ、口には尖った歯がいっぱい見えて怖かった”
 (過去の記憶)



なぜ、そんな過去の経験や記憶にまでさかのぼり、
「思う」ことをコントロールする必要があるのでしょうか。






それは、一言で言えば、「幸せになるため」なのです。
「良心のコンパス」を機能させるためなんです。



大げさに言えば(実は大切なポイントなのですが)、
「どんなことを思うか」によって、私達の健康や運命が大きく大きく
左右されるからなのです。





犬と見たら、「怖い怖い怖い!」と連発し、「犬なんて大っキライ」と
犬の姿に一生怯えて暮らすこともできるし、


また一方では、


「怖いと感じるのは過去の記憶からの連想であって、考えてみれば、
それは「過去の自分」が抱いた過去の感情ではないか・・・

「今の自分」なら冷静に判断もできるし対処もできるじゃないか。
鎖につながれてるんだし。」



と「思い直す」ことも、またもっとアグレッシブに、声に出して
「言い直す」こともできますよね?



この二つの「思い方」の先には、一方では相変わらず「怖い怖い犬」の
イメージと、もう一方では「犬なんてたいしたことないや」という
イメージの違いができてきます。



そして、

「犬なんてたいしたことないや」の先には、「案外おとなしいもんだ」とか、
「以外にカワイイところあるじゃん?」とかいう風に「思い方」がさらに
変わる可能性もあり、そうなると、犬がキライでもなくなってくるのです。



犬の方だって、要するに「怖い」から吠えて威嚇しているわけですから、
「お前に敵意はない」「怖くなんかないよ」「カワイイやつ」なんて
思われたら、警戒心も和らぎ、本当に吠えなくなるわけですよね。



こちらの「思い方」次第で、犬の感情も収めることができ、
「怖い犬」だったものが、「カワイイやつ」に変わり、実際に
かわいがることで、犬はシッポ振って喜びを表すようになるのです。




ややこしいですか?

でも、そんなもんでしょ?





次回は、「こころ」のしくみを、もう少し詳しくみてみましょうか。