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タイヤ屋店主が履いてみた!③ アドバンスポーツV107編
3月3日(金曜日)
耳の日。
3月入りましていろいろと立て込んで参りました!
最近、全くアルコールが控えられない小松市のタイヤ屋さん店長です。こんにちは!
さて、大好評の(大好評と勝手に思っている)タイヤ屋店主が履いてみた!シリーズ
今回は第三弾!
第二弾の前回はこちらでしたね。
コンチネンタル スポーツコンタクト7 SC7
この記事がコレまた大反響でして、お問い合わせ多数。
この変態タイヤ屋店主に話を聞いてやろうじゃないか!って方も遠方よりご来店。
とにかくありがとうございます!
って事で、今回の履いてみた!シリーズは YOKOHAMA ADVAN SPORT V107 編
一応、弊社 YOKOHAMA の看板を掲げているものですから!(苦笑)
まぁ、私は自分の良いと思ったタイヤだけをオススメ&販売しているのでどこの看板だろうと忖度しません!
そんな事はさておき進めちゃいましょう!
今日のブログは前回のコンチSC7程長文ではありません。安心してください。笑笑
ADVAN SPORT V107は履いてインプレしてる記事が結構ありますので、私はサラッと要点だけ書いていこうと思います。
実装の走行距離も100キロ弱とホントに初期インプレになります。
まずは装着車両
BMW F36 420i グランクーペ
交換前装着タイヤは YOKOHAMA ADVAN SPORT V105
↓交換前V105(リアは終わってますね⋯苦笑)
余談ですが
↑交換前のV105 フロント
どう、結構キレイに減ってるでしょ!
一般的にBMWのF3X系のフロントタイヤはこんなキレイに減りません。(ノーマル車高でも)
ほとんどの車両で偏摩耗していますね。(しかも極端に)
こちらの車両はアライメント数値を私の独自の数値に整えてあるのでキッチリとタイヤを使うセッティングにしてあります。
BMWでフロントタイヤの偏摩耗でお悩みの方、ご相談ください。
ではお話し続けますね。
装着サイズはフロント 245/35R19 リア 285/30R19
(交換前サイズはフロント255/35R19 リアは同サイズ)
エアー圧はフロント 2.2 リア 2.5 ※V105時も同数値)
アライメント数値もV105時と同様
こちらとの比較になります。
ではファーストインプレッション
まずはステアリングの重さが増した 良い意味で (V105比)
と同時に、ステアリングセンター付近のしっかり感は向上。切り始めのレスポンスも悪く無い。(V105比)
ただ、コンチのSC7とどうしても比較してしまうのだが、ステアリングセンター付近の重厚感と切り始めのレスポンスはSC7ほどは無い
次に、音は静か。
前作V105もこの手のタイヤにしては静かな部類だったが、V107はもうワンランク上。
特に路面の良いところではかなり静かで、振動も少なくコンフォートタイヤと言っても過言ではない。
路面の悪いところでも、不快なノイズは少ない。若干ざらつき感はあるが1000kmほど走りアタリが出ると良くなるかもしれません。
(タイヤって新品装着時よりも少し距離を走って馴染んでくると本領発揮してくるんですよね)
そして、速度が上がった時の安定感、直進性はV105より明らかに向上。
(タイヤの設計が新しい分当たり前ですけどね)
大きい声で言えませんが、200くらいまでならこのV107、かなり快適ですよ!
それ以上の速度域はコンチのSC7やミシュランのPS4Sを履いてください!(笑) 安定感、安心感が全然違います!
次に転がりの話。2022年発売の最新のタイヤだけあって、転がる抵抗感は少ないです。
アクセルを戻した時の転がりも明らかにV105より転がります。これも設計が新しい分、当たり前ですよね!
ただ、現在のこのクラスのタイヤでは標準クラスでしょう!
ウエット性能は試しておりませんが、
国産タイヤの中ではトップレベルのウエット性能だと思いますので、特に心配の必要はないかと思います。
では軽くまとめます。
NEW YOKOHAMA ADVAN SPORT V107 は とにかく楽しく走れる!走ってて楽しい!
そんなタイヤではないでしょうか!
今回、装着した、BMWとの相性もバッチリ!
BMW で言えば、5シリーズまでの車格にベストマッチだと思います。
特に、3シリーズクラスとの相性もかなり具合いいと思いますよ!
快適性もかなりの高レベルですので、疲れないのもポイント高し。
しつこい様ですが、とにかく楽しく走るにはこのV107、ホントいいタイヤだと思います!日本の速度域では!
そして、超重量級のお車でなければ!
2トン超える様なお車にはコンチSC7やミシュランPS4Sがマッチング良いと思います。BEVも含めてです。はい。
YOKOHAMA ADVAN SPORT V107、費用対効果は高いタイヤですよ!
まぁ、タイヤってお車の使い方によって選ぶタイヤも全然違ってきますので、その辺をキッチリと説明できるタイヤ屋さんでご相談くださいね!
最後に組み込み作業していて感じたことをサクッと書いておきますね。
タイヤ自体の重量は昨今のタイヤに習って軽量な仕上がりになっています。
タイヤ寸法(プロファイル)はV105と同等ですが、285サイズで比較すると、V107の方が総幅は太めでした。
ですので、フェンダー加工しました(苦笑)
フェンダーパツパツの方はご注意ください(SC7の時も同じこと書いたな⋯)
そして以前よりV107を組む度に思うのですが、タイヤそのもののユニフォミティは高いです!
ですので、真円度も高レベル!
国産タイヤの中では1番の真円度の高さではないでしょうか!
ユニフォミティの修正が少ないですね!(今回は全て一発合格でした)
コンチやミシュランよりは誰が組んでも真円は出やすいと思います。
本日はサクッとV107のインプレをお届けしました。
もっと突っ込んだお話はご来店いただき私の説教を聞いてくださいね(笑)
本日もお読みいただきましてありがとうございました
小松市変態タイヤ屋店主
では👋
履いてみたシリーズ、第四弾も計画中です!お楽しみに⋯