こんばんわ。 保育ばあば、です。😊😊😊
最近では、どこの園でも、こどもたちが、園舎の外で、
たとえ上半身だけでも、はだかになるというのが、なくなってきました。
プール遊びでも、ラッシュガードを男児も着ていたりで、
はだかは、タブーになっていますよね。
さて、私が公立保育園の保育士、当時は保母でしたが、
働き始めた頃、幼稚園とは全く違うことが多々あり、
新鮮な驚きを持って、保育をしていたことを思い出します。
例えば、職員会議は、私のように新規採用されたばかりの職員にも、
意見を求めて、全員の意見をもとに協議する、或いは学び合う・・。
保育観の違いや、こどものとらえ方の違い、どれも否定せず・・。
みんなで真剣に資料を見ながら学ぶ・・。
そして、保護者に理解を求めて実践する・・。
そんな、毎日の取り組みのひとつが、いわゆる「はだか保育」でした。
夏はもちろん、半袖、半ズボンあたりまえ、
秋も半袖一枚、半ズボン一枚があたりまえ、
冬も、できるだけ半袖肌着に半袖Tシャツ、半ズボン・・。
あまりに寒い日は薄手の長袖一枚でも仕方がないけれど・・。
という、今では考えられない位の薄着だったのでした・・。
中には、体調を崩していたり、熱が下がったばかりの子がいると、
保護者は、先生にお手紙を書く・・。
封書に入れた、便せんにていねいに、「○○先生、いつもお世話になっております・・
**ですが、熱が下がり医師から登園許可も貰いましたが、今日一日、長袖Tシャツでお願いしたく・・」
こんな文章で、切々と、担任の先生に服を着せる許可をお願いする・・。
それが、普通という状況だったのでした。
それがなければ、通常の半袖で保育・・。
今の時代なら、ほとんどの園ではやっていないと思いますし、
あり得ない~~ッと、批判されそうですね。笑
はだか保育、これで育った世代は今は50歳代ではないでしょうか・・?
昭和の時代の、流行した保育観。
時代の流れ、変遷を感じます。
これが、一概に悪いとも言えませんが・・。
最近は、起毛の長袖肌着に、やはり起毛の分厚いスウェット上下、
その上にはセーターを着せたり、更にダウンのもこもこのジャケット。
この格好で、まだあまり上手に歩けない子どもたちが、外遊びって。
動きにくくてしかたないし、汗をかきすぎて却って風邪をひくのでは?
極めつけは、お昼寝時間まで長袖長ズボンの起毛の肌着を着て、
その上にもこもこの起毛のパジャマ、
寝具は布団上下だけでなく、もこもこのアクリルの毛布を上下に敷いて、
コレ、危ないです~、絶対に。体温が急上昇すると、
SIDS、 つまり突然死を引き起こす恐れがあって、ね~。
はだか保育、絶賛とも言いませんが、
こどもは大人より一枚薄着でと言うのは、知っておいて欲しい・・。
特に、現役の保育園の先生や、若いパパ、ママ・・。
着せるのもほどほどに、お願いしますね‥。爆笑
こどもたちがまだうまく言えない分、代わってお伝えしたいと思います。
可愛いこどものためにも!!!
どうぞよろしくお願いします。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました。