2024年、令和6年

 

1月1日 

年のはじめの一番おめでたい日に…

まさか 能登地方を震源とする大地震が起きるとは誰が

想像したでしょう。

 

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、

被災された皆さまに心より、お見舞い申し上げます。

また、一日も早い復興をお祈りいたします。

 

 

私たち夫婦は 毎年 正月三が日京都奈良で過ごします。

今年は南禅寺近く蹴上にある

「ウェスチン都ホテル」に3泊する計画を立てました。

そこは、温泉が湧出し スパがあるというので風呂好きの主人が

どうしても泊ってみたいと予約しました。

 

元日午後4時10分の地震、

京都での揺れはさほどではありませんでした。

なので、これほど広範囲に被害が出ているとは思いませんでした。

福井の実家や親戚の家が気になり、夕食時に電話をして安否を

確認しました。

実家は かなり揺れたようで、一人で家に居た弟は

家(古い木造)がギシギシ音を立てて揺れるので、家がつぶれると思い

外に飛び出たと言っていました。

 

結局、一日目はざわざわした 落ち着かない気持ちのままホテルで過ごし、

二日目から初詣にでかけました。

 

先ずはホテルに近い仏光寺

        

 

                       

 

 

       その後は粟田神社にお詣り

                       

 

     

 

粟田神社は高台にあり、そこからは平安神宮の朱塗りの鳥居が見えました

                        

 

そして平安神宮に参拝。

いつ来ても 朱塗りの鳥居には圧倒させられます。

           

 

平安神宮はコロナの前の正月に来た時より、

人出は少なく、ゆっくり歩けました。

参道の両端には食べ物の露店がいくつも並び、お正月の賑わいを感じます。

 

それにつけても

能登の方たちは家族が集い穏やかで楽しい団らんを迎えている最中に

生死を分けるような突然の地震。どんなに驚かれた事でしょう。

 

自分だけがこんなに浮足立っていていいのだろうか…と

思ったものです。

 

お昼は露店に並んで 焼きそばを買って二人で食べました。

最近の露店の焼きそばは野菜もお肉もソースもたくさん

入っているんですね。

それなりに美味しかったです。

 

その後は南禅寺に向かい、南禅寺には入らないで、

殺風景なインクラインを見ねじりマンボを見て、

ホテルに戻ったのでした。

               

 

春、桜咲く頃のインクラインと比べるとこんなにも違います。

 

              

 

ホテルのカフェでやっと腰を下ろし、一休み。

 

これは、プリンアラモードです。

 

                       

 

歩いている時も、何かを食べている時も、スパに入っている時も

なぜか、

自分は こんな生活ができていて被災地の人たちに申し訳ないと

思う気持ちがあり、

いつもとは違った心持ちの正月2日目でした。

 

今ある幸せに感謝しながら、一日一日を大切に過ごそうと思った正月でした。