地域リハ イノベーションセンター
週イチで通っているシニアアカデミーの講座で見学に行きました。
高齢者や介護が必要となった人々がいきいきと生活できるように、
介護機器の技術革新・先進的な移動手段の情報・健康寿命延伸の活動
を基本理念に実践しているのが地域リハ イノベーションセンター。
ロボティックスマートルームに移動し、理学療法士から
先進技術を取り入れた機器の説明を受けました。
【介護ベッドEmi】
多種多様な機能満載の最新の在宅介護向けベッドです。
頭頸部の角度を0~50°の範囲で電動調節が可能なため、
顎を引いた前向き姿勢ができ不顕性誤嚥を予防できます。
【見守りひつじ】
見守りセンサーを寝具の下に設置すると、
呼吸・心拍・体動・離床を一度に計測して
スマホ画面に表示してくれます。
介護人がベッドから離れてもスマホを持って
いれば、異常を瞬時に察知できます。
【寄り添いロボット】
「転倒させない」でなく「ゆるやかに転倒させる」
という発想の寄り添い介護ロボットです。
転倒を感知するとブレーキがかかり、ゆるやかに床に倒れ
頭が最後にゆっくり床につくというシステムが搭載されています。
転倒による怪我や不安を解消しリハビリトレーニングに励めます
吊り下げ紐の伸縮で屈むことも可能なので、床の物を拾ったり
低い位置の引き出しを開けたりなども出来るようになります。
天井走行レールの設置が必要なので一般家庭では無理ですね。
(保険適用外ですし)
【介護リフトつるべー】
ベッドの重さを利用した設置式介護リフトで、
自身を支えらず自立できなくても、
ひとりで座ることができます。
座って読書したりPC見たり書き物ができ、
着替えなどが寝た状態よりも楽にできます。
【ラ・クリップ】
奇妙な形の青い物体は新発想のトイレ用補助手すりで、
手すりを引くことで僅かな力で立ち上がれます。
また便器に向かって立ち、手すりに寄りかかれば、
おむつ交換が楽にでき介護者の負担が減ります。
従来の真横の手すりは掴まり押すことで立ち上が仕組み
だったのが引くという発想の転換に感心しました。
【ころやわ】
歩いている時は硬く、転んだ時だけ床面がへこみ
高い衝撃吸収性を発揮して骨折を予防する床。
【サフロ検診コーナー】
サルコペニア・フレイル・ロコモティブシンドローム
の評価を行い健康寿命延伸に向けた行動変容の促進や
リハビリなどの必要な治療についてお話を伺いました。
介護用品の進歩に驚きました。
利用者はもちろんですが、介護者の負担減が
重視されてきてると感じました。
そして何より健康寿命の延伸が大切と学びました。
イノベーションセンターの施設見学ができて良かった。
卒業式・謝恩会・卒業旅行の話が具体的になってきました。
今日から12月、時の流れがあまりにも早すぎる。
来春で卒業です。仲良くなった人たちとの別れは悲しい。