上巳の節句

 

五節句に開催される小川珊鶴先生の生け花教室。

今回は上巳の節句です。

ひな祭りの季節とあって ホールの玄関に雛人形が飾られいました。

 

 

 

 

 

 

 

教室の入口にも珊鶴先生のダイナミックな作品が鎮座。

この春、新しくスタートをきる方へのエールを感じます。

 

 

教室に入ると、ここにもお雛様。机の上には桃の枝。

 

 

加えて、大輪の胡蝶蘭が2束配られました。

桃の節句に胡蝶蘭?

どんな作品が出来るのでしょうかラブラブ

 

 

完成した先生の作品です。

 

 

人形とお花を飾る時、お花は左側に置きます。

お雛様との相乗効果でお花が一段と映えますね。

 

 

素敵と感じた生徒さんの作品を数点紹介します。

  

桃の枝ぶりに違いはありますが、

3枚の葉っぱの使い方に、

それぞれの個性を感じます。

 

 

葉っぱを基本通りに使い、

バランス良くまとまった作品。

 

 

 胡蝶蘭を3箇所に配置したゴージャスな作品。

 

 

 この生徒さんは独特の発想で、素晴らしい作品を作ります。

どんな作品に仕上げるか、毎回楽しみにしています。

 

葉っぱを花器に巻き付けるとは感性の違いだよね~と話してたら

先生が「努力ですよ」とポツリ。

 

努力ですかぁ。

一番、縁のないワードですな。

 

 

毎回頂けるお楽しみの和菓子です。 

柚子をここまで再現するとは、  

食べずに飾っておきたいクオリティ。

 

どんな材料でどのように作るのでしょうか?

職人さんの技ですね。

 

 
紹介したくない出来栄えの私の作品です。
教室でお直し頂いても、自宅で生け直すと全く別物。
先生を連れてきたくなります汗うさぎ
 
いじくり回してるうちに桃の枝は折れるし、
胡蝶蘭も葉っぱもヨレヨレになってきたので打切りました。
 
他人の作品を感心して眺めてるだけでは駄目なんです。
そこから技術を学ばなければ上達しません。
 
感じたままに頭に描いたままに生ける技術を
習得するために努力が必要なんです。
 
解ってるんですけどね~。
努力では補えきれない生まれつきの
才能とか感性はあると思いますよ。
 

 

 

 

 

 
花材の桃の木がたくさん余ったので、
取りあえずそのまま花瓶に入れました。
 

 
この桃の枝を使って最初から生け直そうか
とも考えましたが、もう気力がありません。
 
満足いく作品に仕上がらない時は、疲労も大きいです。
 
最低限度の生け花の基本知識は必要だわ。
と落ち込んだ一日でした真顔