単勝を当てる時代から、枠を買う時代へ
最近、投資先選びが難しくなった。
それは企業分析が難しくなったというより、世界が複雑になり過ぎたからだと思う。
AI、地政学、エネルギー、金利、規制、サプライチェーン。
すべてが絡み合い、一企業の努力だけでは未来をコントロールできなくなった。
だから、未来は見えても勝者は見えにくい。
AIが広がることは見える。
でも、どの企業が勝つかは分からない。
人手不足が進むことは見える。
でも、どの企業が覇権を握るかは分からない。
そこで最近は、企業よりも構造を見るようになった。
AIが広がれば、電力、データセンター、通信が必要になる。
人手不足が進めば、自動化、制御技術、ロボットが必要になる。
企業は変わる。
勝者も変わる。
しかし、その時代を支える土台は簡単には変わらない。
競馬で言えば、単勝を当てるのではなく、勝ち馬が出る枠を探す感覚だ。
不確実性が高い時代ほど、企業を当てるゲームより、構造を見抜くゲームになる。
勝者を探すな。
勝者が生まれる場所を探せ。
