体内ネットワーク | 雲の呟き

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一昨日は単に内分泌科の問診に終わりました。

来週から3種類の負荷検査をモニタリングしながら行います。

ただ来週予約を入れたCTで腫瘍などが見つかった場合はもっと診断が進むかもしれません。

昨年からNHKで放送されているタモリが司会の「人体」という番組で知ったことですが、ここ数年医学の世界ではある意味パラダイムシフトが起こっているようです。

過去には脳が全てを司るコントロールのように思われていました。

今は筋肉などの構造系を含めあらゆる臓器が感じ、なおかつ判断して伝える臓器間のやりとりなど大きなネットワークでバランスしているということらしいです。

個体でありながらある種組織集合体で、時に暴走を始める器官も出てきます。

妊娠した次女が今までお世話になった産科クリニックから紹介状をみらって某N大学附属に移動しました。

もう15年前ではありますが次女は原因不明の血液難病でこの附属病院で入退院を何度も繰り返していました。

いくつもの病院を渡って流れ着いた病院でした。

当時中学の出席日数が足りず殆ど中学生活はこの子はありません。(中学は出席日数に関わらず留年もなく卒業させられます)

分かっていたことは不形成の赤血球ばかり増殖して普通にヘモグロビンを乗せて移動できることができず極度の貧血状態が長かったこと。

1人で風呂もトイレも歩いて行くことができず抱いて連れて行くこともしばしばでした。

治療といえば対処療法的に輸血をするほかありません。

当時は血球異常→骨髄異常程度の着想しかなかった。

なので短絡的に骨髄移植のドナーを探すことに必死でした。

もちろん家族全員検査を受けましたがマッチングしませんでした。娘に隠れて夫婦で泣いて死を覚悟していたこともあります。

私たち夫婦はドナー登録をし、私が赤十字の献血回数がリウマチになる前までの85回まで続けたのもキッカケは娘の治療への恩返しがスタートです。

当時血液関係の医学書まで読み漁り、国内の権威ある他の大学の医学部の先生にも医療データを送って相談したこともあります。

ところが1年以上闘病した頃から何故か症状が急激に回復しました。

当時附属病院は治りかけていた娘の資料が欲しくて骨髄液を採りたいと言ってきたことがありますが、発症の原因も回復の原因も分からないまま、万が一にも回復の障害になるかもしれない試験をして欲しく無いとお断りしました。

今考え直すといろんなアプローチがあるように思えます。

いろんな臓器から発せられるホルモンや伝達物質が異形成の赤血球を生み出す原因だったかもしれません。

15年前お世話になった担当医にはこの子が大人になって妊娠するようなことがあったら注意してほしいと警告されていました。

女性は何度も体が変わるのでその節目節目でバランスを壊すということだったと思います。

無事に出産するための対応です。

人体ネットワークは微妙なバランスで成り立っています。