葛藤 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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父がほとんど食べられなくなってもう少しで1ヶ月になります。

人間ダイエットだフィットネスだとかしましいが食べたいものを食べたい時に食べ、好きなこと、自分や自分の愛するもののために時間を費やすべき。

事業を整理した時に父がお前の好きなように生きろと許してくれた。

人生は単に有限な時間の長さでしかなく、何物にも代え難い自分だけのもの。わかりきっているはずなのに普段おろそかにしがちだ。

「食べることは生きることと同じ、食べることは闘い、食べ物は決して粗末に扱っってはいけない」と私が小さな頃から教えたと昨日次女が店のキッチンで言う。

だから私は飲食に興味があって進路を選んだらしい。

戦うように食べていても家族はみんな幸せそうだったそうです。

娘からそんなこと聞かされたのは初めて。娘も初めて言っちゃっただって。

一方過去に鬱で食べられなくなった経験のある女房は「食べられない時に食べろって言われるのは頭で分かっていても辛いんだよ」という。

私はここ数日父に「今日は少しでも食べようね」と毎朝言っていた。

体が食を受け付けなくなる。

枯れかけた草木にいくら滋養だと言って肥料や水を与えてもむしろ傷んでしまう様を思い出す。

だからといってこのまま手をこまねいていて良いのか?

何もできないのか?

終わりがあるから救われるとも言えるのだが。

思いつくままの本気の独り言