お上りレポート一日目(記録型長文) | 雲の呟き

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流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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「読んだよ」程度のコメントはご遠慮させていただいています。
悪しからず御理解願います。

5/17 4時起床

4:32出発
豊明ICから伊勢湾岸にのり東京へ
豊田東JCT経由で新東名へ
6時 2時間走ったので朝食をとりに静岡SA
この時間なら飲食店が開け始めてると思われたがうどん屋さんしかあいてなく三宝うどんなるものちりめんと桜エビ、蒲鉾の入ったもの。
 
まずくは無いけど地域の特産品の展開にしてはうどんはちょっと残念な印象。
 
あとから調べて分かったけどかろうじてタリーズが7時からで多くは9時からのようです。
 
軽く睡魔があったので女房殿と運転交代
 
8:19港北PAで休憩。すでに川崎あたりから渋滞情報があり、当初の経路を変更する可能性が高くなったので運転交代。
 
横浜青葉で出て246で渋谷線の下に入る。そこも結構な混雑で上馬あたりから環7を南下、いつも長女がお世話になっているNMNさんの目黒に向かう。
 
うちを出たころ携帯に娘から電話が入って本来の目的であったK社長との面談であったのですが、昨晩どうも腸閉塞の兆候がでて急遽入院されてお会いできなくなったのです。
 
ガンで一度おなかを切っているのが影響しているのだとか。残念ではあるけど、差し入れもあるし少しだけでも寄って仕事の様子など聞いておきたいので予定は変えないでいたのでした。
 
途中ナビで一回柿木坂あたりでショートカットしようとしたら一方通行でぐるぐる迂回させられ失敗、結局幹線道路に戻る。
 
NMNさんについたのは9:40頃。以前は中目黒駅近くだったのですが、最近下目黒まで移動してマンションの一室で表通りからでは見つかりにくいところになりなかなか見つけられず、結局携帯で娘に確認してようやくたどり着いた。近くのコインパーキングに止めて少しだけとと思っていたけどあとからGoogle Mapのタイムラインを見てみると30分ぐらい留守番をしていたAさんと話をしていたようです。
 
その後うちの昨秋開いたラテアートコンテストに出てくれたバリスタのKさんの働いているラフォーレ原宿裏のsorama cafeに移動。長女はここで合流。
 

オーナーさんはアパレル関係のお仕事のようで奥にギャラリーもあってそのアパレルであったりいろんなイベントで使うのだそう。
 
道に面した側の5坪ほどのスペースをcafeにして営業している。一人でほとんど回しているようで変則的に11-12時は昼休みにしているらしいのですが、特別に11:24ぐらいまで少し時間を割いてくれました。
 
クレマも細かくて美味しかったです。豆は京都の小川コーヒー系列、ミルクは岐阜からこだわって取り寄せておられるらしいのですが、甘いミルクでした。またぜひ大会をと言っていただいて条件が整ったらぜひとお願いしておきました。
 
そのあと近くの期間限定のソニーのライフスペースコレクションというアンテナショップに移動。
 
最近売り出しの超短焦点プロジェクターの実機の成果を確認、スピーカー内臓のLEDランプとか400万する4kのプロジェクターとかの実機を確認しながらスタッフといろんな話をしたのですが、肝心のプロジェクターは100lmとやはり暗くて業務にはとても向かない。ランプも費用対効果としては厳しいのとペアリングがブルーツースで2台までしかシンクロさせられないというのは業務としてうちでは使えそうにない印象でした。
 
ラフォーレ原宿に止めていた車で今年の12月に娘が個展をさせていただく表参道近くのHBギャラリーに移動。
 
折り悪く昼休みに入り、周辺の路地裏はほぼほぼホコ天状態で狭い道幅に人はど真ん中を歩くし、車もハイブリッドで低速電気自動車モードですから音もせず、前を歩く歩行者には真後ろを車がいることすら意識されず、ほぼほぼ歩く車という印象で、それでも12:14にはHBギャラリーさんに入れました。
 
 平井利和さんというアーティストの個展の最中で、ちょうど平井さん自身がお見えでした。彼はここでは2回目らしく、娘にいろいろアドバイスをいただくことができてすごくありがたかったです。
 
作風は白黒のモノクロームだけで、お会いするまで実は少し冷たいイメージでしたが作者が分かると凄く素朴で暖かいものに印象が変わっていくのが不思議です。
 
どんなアートも作家の主張するとこと受け手側の印象は実は永遠に一致しないものだと思うのです。またその時々で味わい方も変わるものだと思います。それこそが個々がオンリーワンだという多様性の根拠だと思うのです。
 
しばらくするとギャラリーのSさんが戻られて打ち合わせさせていただいて年末の再会を約束し平井さんにお礼をいって次の目的地私の古くからの友人の会社のPCIプロサウンドコミュニケーションの日本法人の店に向かいました。
 
場所は赤坂のカンボジア大使館の近所です。あとでPCIのスタッフに聞いたのですがこの付近、住所番地をググってもなぜか細かくGPSデータで区別できないエリアらしく、みなさん初めての人はなかなか目的地に行けないらしい。
 
私たちも一方通行を3、4回ぐるぐる回りあきらめてタイムズに止めて、近くにあったイタ飯屋で遅めの昼食をとることにして、そこから携帯で連絡を取ってようやく道順が知れました。
 
以前は卸売りだけで事務所と修理の工房だったらしいのですが昨年改装して店舗らしくしてゲストに試奏などしていただいてプロモーションや販売をしようということのようです。
 
残念ながらむかしからの友人のCEOや日本法人の社長は留守でしたが、新しい機材や手作りのギターラックなどギター好きには堪らない空間だと思います。今発注しても半年待ちだとか。
 
この日も夕方プロが来店する予定もあるらしく、そこまでいると予定がぐっと変わるので30分ほどスタッフと話して移動する事にしました。
 
3時近くになったので赤坂の駅前のホテルにチェックインする事にしました。駐車場を事前に確保しておいてもらっています(一台1500円)
 
ここからは女房、娘と別行動にしました。
 
今夜はライブハウスを3つはしごをする予定です。
 
一本目は南青山のブルーノート東京でアメリカのGordon Goodwin's Big Phat Bandですが移動計画を立てて地図を調べていた時に偶然ブルーノート東京のわずか数十メートルの徒歩圏内に岡本太郎記念館を見つけたのです。
 
女房と娘は「爆発」には関心が無いというので娘たちはとらやというカフェに、私は単独で地下鉄で先に移動しました。
岡本太郎記念館はもともと岡本さんの住所兼アトリエを改装した場所です。
 
なにせ作品が大きいので室内にも庭にも所狭しにオブジェがあります。
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一度は肌身に感じてみたいとかねてから考えていた空間でした。
 
実際関心が無いと何とも思われないと思うのです。
 
でも私にはものを作り出す力の後みたいなオーラを未だに感じることができるような気がしていました。
 
時間にゆとりがあったので少し青山通りに戻って福井県のアンテナショップでソフトクリームをいただきながら過ごしてからブルーノートに戻りました。程なく娘たちも合流。
 
17:30開場。この日は4日間2セットずつの日本ツアーの初日の1stセットです。どうも在日のアメリカ系のハイスクールが多く見受けられたのはスチューデントの招待だったかもしれません。
 
案内されて地下2階のライブ会場に。
ここからは写真は不可。
名古屋のブルーノートと違って客席側に大きな視界を遮るような柱が無くて音も変則的にはならず比較的均質だと思います。ただ低域の響きが薄く硬い音作りに感じました。たぶんPAのメインSPが照明の高さにあるからだと思います。あとこれはうちと同じですが左右のメインSPがステージが広いせいで距離がありすぎてセンターでダイレクト音が聞こえやすくなるのですが、音源の定位感に違和感を起こしやすいと感じました。
 
Big Phat Bandは編成がビッグバンドで今回バディリッチ生誕100周年記念の選曲セレクションセットではありますが、現代的なファンクリズムも多く18:30きっかりから19:50ぐらいまで各セット1時間を超えてWステージやるライブは体力的には大変です。
 
しかも見ている風には手を抜いているような音ではない。むしろことごとくやり尽くしてきているはずの楽器をまるで初めてやるかのように楽しんで音を出している。
 
アマのビッグバンドだとよくあるのはリハーサルで頑張りすぎて、本番で唇が壊れて吹けなくなるトランペットとかトロンボーンとかいます。
 
鍛え抜いたプロ集団。まさに楽器を演奏するのが無性に好きな連中ばかりだと思いました。
 
名古屋と違ってサイン会みたいなファンサービスは無い入れ替えですから、さっさとタクシーで2軒目に移動。
 
次はうちのこけらおとしでも協力いただいた東京ユニオンOBの木幡さんのクニゾービッグバンドを見にbflatです。
入ると1stセットの終盤でしょうか?入り口で居眠りをしながら店番をしている口もとに白ひげをたくわえた老人を見たときは洋画の1シーンのようでした。
 
この方あとで精算の時に名刺交換させていただきましたが、オーナーのSさんでした。
 
ここは結構キャパのある客席と舞台とあって木幡さんが毎月定例をやっておられるハコだそうです。
 
PA卓は舞台向かって上手の奥にあるのですが一台だけです。
 
よく大きな舞台では袖で内音(舞台上の音)をコントロールするサブミキサーを置いて客席用には正面にメインミキサーへ音源を送って客席側の音(外音)を最終バランスさせることは多いのです。前述したブルーノートも下手にサブミキサー、正面上段にメインの配置になっているようでした。
 
Bflatはよく正面の音を想像できるなーって思っていましたが、多分内音だけがほとんどでソロパート程度しか触っていないのだと思います。
 
木幡さんほぼ一年半ぶりの再会でした。同い年なんだよね。いい音出してました。客席は空席が目立つのですがこんな厚みのあるいい音を出しているのにもったいないとしか思えないです。娘曰く「見た目がよければもっといいのに」ですって。確かに技術、表現レベルはさっきみたBigPhatとなんら遜色なくいいアンサンブルでした。
 
構成メンバーはそれぞれソロで普段活躍するプロばかり。そろって練習するのはリハだけでここまで合わせていると思います。だのにこの粒のそろった音はメンバーがそれぞれ互いの音量、音程、タイミングなどいろんなコンビネーションを俯瞰できるだけの力量、感性、楽器コントロールが一定のレベルに達していないとできないことです。
 
木幡さんもコンボでやっているときより自分のバンドで選曲、アレンジ、構成と自分の好きなようにリラックスしてやっている雰囲気はとても良かったですね。休憩をはさんで2セット目もソウルナンバーやポップスも入れて穏やかなライブでした。
 
また再会の約束をして3軒目の赤坂ヴァーチュオーゾへ。
 
ここのマスターは矢堀さんというギタリストでジャズ、フュージョン、結構雑食でプレイするスーパーギタリストです。この日はセッション設定で出入りしているプロアマのギタリストたちが集まってその場限りのプレイをするものです。
うちの店でもセッションはしますがギタリストというのはクラシックなジャズの世界ではなかなか地味な存在で、これほどスタンダートを弾くギタリストが大勢しかも一か所に集まるのは東京でも稀有なことだと思います。
 
夜遅くなっていましたがヴァーチュオーゾカレーをいただきました。あとで矢堀さんからお聞きしましたがソースは小麦粉抜きのスープカレーで辛さはココイチの4辛レベルだそうです。私も普段は2辛を食べていますが、ここまで舌が痛いのはあとひくのでスープだけは残させていただきました。
 
この矢堀さん、奥様はカシオペア3rdやkiyo☆senで活躍中のオルガニスト大高清美さんなのです。夏のツアーも矢堀さんご夫婦+川口千里さん、渋谷さんで行く予定です。実は大高さんとも連絡を取り合っていてこの夜もご都合がつけたら落ちあおうと約束をさせていただいていました。オーラスは矢堀さんご自身でプレイするのをギャラ無で聞かせていただいて超お得感いっぱいでした。
 
遅くに現れた大高さんワインをおひとりでボトルでぐびぐびやっていて、閉店は23時なのに矢堀さんと大高さん、私たち夫婦、ほかにも細谷さんとかプロと長々居座ってしまってご無礼したのは日が変わっていました。
 
矢堀さんいろいろ話していると私と趣味が被ることがしばしばでいろいろ教えていただきとても楽しかったです。
 
ごくごく近くでしたがホテルに戻って休んだのは深夜2時でした。実働22時間。これを仕事と思うか趣味と思うか?とりあえず費用は全部自腹です(^^;