クリエーター | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

娘が昨夜悩んで電話してきました。

イラストレーターという仕事は画家と違い何かの文章とかコンテンツの表現を画像的に補完するのが出発点なものですから、そのコンテンツの作者、編集者、プロデューサーの求められる物、ある時は求められる以上の映像表現を提供しなければいけません。

もちろん個展をするときには純粋に自己表現に専念することもありますが、それだけで生業としてのイラストを続けられるのはillustratorというよりはpainterになります。

最近雑誌社や出版社さんからの依頼が重なっていて、そのうちの一つが企画の立ち上げのブリーフィング時に要望を明確に娘に伝えなかったようで、制作途中に何度もダメ出しと要望を加えてきたため作品の一貫性や調和を著しく阻害したようなのです。

ふだん娘の表現はイラスト自身の個性を鼓舞しない。例えば文章があると決して「言葉」の邪魔をしないことが最大の「個性」だと私は思っていて文に寄り添う控えめなところが親バカながらこの子の優しさや愛情の吐露だと感じていて、そうした作風が今回のクライアントは理解せずに依頼してきたようです。作風のミスマッチということでしょう。

出来上がった作品データを見ましたが娘のものとは思えないものになっていて名前のクレジットを入れないようにクライアントにお願いしています。

そんな中今年の年末12月に原宿のHBギャラリーで個展を開くことになりました。

出版の仕事の合間に個展を開くだけの作品がかけるか心配ですが、12月東京近郊でお時間あるようでしたらぜひお運びください。

詳しい告知は10月頃またお知らせします。

以上親バカ失礼しました(^^;)


今朝の娘の記念樹ヒメコブシ