定例セッション | 雲の呟き

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流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

昨日はマンスリー開催しているセッションでした。

 
元々私のホールは女房の練習スタジオが出発点なのが膨らんで膨らんでプロまで演奏するホールになってきてるのです。
 
無論プロアマにかかわらずゲストもプレーヤーも楽しんでいただけるのはオーナー冥利ではあります。
 
でもそれだけが目的では無く、いろんなプレーヤーが本番により近い環境で練習ができるようにしたくて膨らんだ話になったのです。
 
音出しだけならスタジオでもできます。
 
ただ私あの汗と唾液臭い薄暗いスタジオはあまり好きではありませんでした。
 
閉所恐怖症ではありません。
 
スタジオだとバンドメンバーはたいてい向かい合ってお互いの表情も確認しやすいし音も判別しやすいです。
 
ところが大きな舞台に立つとメンバーはみんな客席に向かってフロントのプレーヤーはバックを背に演奏する事になります。
 
舞台も客席から一段高く、照明やスポットを浴びるとスタジオでうまくバランスできていた事がにわかに難しくなり、自由なイマジネーションやエモーショナルなプレーなど望むゆとりはますます遠くなるのですね。
 
これらが膨らんだ理由です。
 
昨日のセッションは参加者が過去3回で一番少ない13名でした。
 
どうもトヨタでジャズイベントがあったせいだという事が理由なようですが、昼から4時半までみっちり少なかったおかげで密度の濃い練習会になりました。
 
私がバークレーで暮らしていた頃カリフォルニア大学のキャンパスでは毎週朝から日が暮れるまでずっとメンバーを曲中でも交代しながらフリージャズを続けているのを見ていました。
 
その頃のバークレーでは日曜日になると商店の多くは休みで行くところが無かった事もありますが、アメリカの音楽的な底辺というか裾野の広い事を羨んだものです。
 
私の大学の軽音時代もボックスはバンド毎で割り当てで練習をしていましたが、ボックスが空いているときにたまたま出会わしたメンバーが即席で別パートでも編成して練習するうちに思ってもいないいいフレーズやリズムを見つけた事があります。
 
ジャズの神髄はインプロビゼーションだといいます。
 
手癖やワンパターンなフレーズを乗り越えて新しい化学反応を起こすのには他者のプレーにどうレスポンスできるかが重要です。
 
こうした機会を作ってみんながますます良いプレーヤーに育ってくれたらと定例を続けられたらと思っています。