関門 | 雲の呟き

雲の呟き

流れる雲のように、浮かんでは消えていくものの名残を文字にしています。
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悪しからず御理解願います。

娘たちに作ろうとしているライブハウスですが、いろんな条件が整うまでに面倒な事がたくさんあります。

すでに設計はほぼ終息しつつあり、この段階で役所の許認可を貰わないと先に進めません。

最初は消防署。予防課から消防上の設備用件や避難方法についての検証と条件付けを頂かないといけません。もうひとつは保健所。衛生上の同じく検証と条件付けについて認可を頂かないと営業出来ません。

どちらも客商売ですから当たり前だし、すでに娘は衛生管理士の講習も受け有資格者になっています。

ところが2者とも問題の核心は都市計画法上の問題があることが最近分かってきました。

今回予定している建設場所は名古屋市の用途区別の「工業地帯」になっています。

とは言うもののそんな地域でも最近はめっきり工場は影を潜めつつあり、建て売りの戸建て住宅が増えています。

実際この場所も道幅約5mほどを挟んで民家が並んでいるありさま。

それでも「工業地帯」になったままなのは行政が時代の変化に追い付いていないだけ。

この都市計画法の根拠はよく理解しています。住宅地に大きな工場が建って近隣に迷惑をかけたり、危険物を置かれるのはまずいでしょう。逆に工場が立ち並ぶところに民家が一軒だけあっても安全面で問題だとは思います。

ですが私が工場経営している時でも、どんだけ忙しくても近隣に入り込んできた民家の苦情のせいで「工業地帯」であっても操業を控えなければいけない土曜日や残業があったのです。

なし崩しに住宅化が進行し、むしろ工場は肩身の狭い思いをして来たのに未だ工場事業者には規制が厳しいのです。

今回何が問題かというと「人が集まって演奏や講演をするのは「劇場」だ」という見解です。

工業地帯には「劇場」という目的で建築物はたてられないということでした。

まさに「oh, my God!」

ですから店舗の目的、要件は絶対に「飲食店」というカテゴリに適合しないと行けなくなりました。

そうなると何が問題かというと舞台の構造、収容人数、面積などの規制要件だったり、「ライブチャージ」もライブonlyで徴収はできず、あくまで飲食に付帯のサービスとしての演奏であったり、講演であるというある意味、詭弁とも思えるような言い逃れで「テーブルチャージ」で負担していただく、つまりよく見かける「1drink included」みたいな事になるわけです。

事業者として最低順法であるべきですが、解釈上いろんな結論があり得ると言うのは、当事者としては弱ったものです。

週末には結論をだしてくれるようです。

ひとつひとつ課題を乗り越えて夢が形になるまでには時間がかかります。

それでも結構嫌いじゃないのはマラソンみたいなスポーツをやってきたおかげかもしれないです(^-^;