エチオピアのランナー | 雲の呟き

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FacebookなどのSNSでは基本一度でも現実に会った方としかフレンドにはならないことにしている。

会ったことなくても何がしかの接点ややり取りがあって、相手と一定の信頼関係が構築できるのであればフレンドになることにはしている。

たいていは「イイネ」から始まってそのうちに波長があうときは突込みっぽい「コメント」をつけあうようなことからが多い。

実際に会ったり、チャットしたり、ましては直電をいれることなどは親しくなったって相手の都合を考えて滅多にすることではない。

最近ひょんなことからfacebookでエチオピアのランナーと接点をもつことがあった。ある友人の友人リストであったことも手伝って、少し興味もあり、彼のタイムラインを読むとたまにではあるがちゃんと書き込みも残っている。

友人リストもふつうに思えたので異文化コミュニケーションもありかと承認してみた。

ところが今週急にメッセンジャーがなった。エチオピアの彼である。夜の11時過ぎ。時差もわからんし仕方ないかとしばらく英語でやりとりをしてみた。

しばらくすると彼が「マネージメントはできるか?」と聞いてきた。何のことかと思うとどうも日本でレースに出たいらしい。

日本で陸上で食べていくなんてとうの日本人だって難しいのに。日本はよほど豊に思えるのだろう。

以前TV番組でアフリカのランナーが海外で傭兵のように稼いでいる情報番組を見たことがある。貧困な彼の周囲はそのファイトマネーで家屋敷、家族が養われているというものだった。

しかしそんなことができるのだってごくごく一握りに違いない。

今日もインチョンのアジア大会で優勝した選手もバーレーンだが、バーレーンは近年かなりケニアなどからランナーを帰化させているという情報もある。彼がそうだとは言わないが、金にものを言わして国力を誇示したい中東の金満アラブ人が多いことは確かなようだ。

猫ひろしがカンボジアに帰化してオリンピックを目指しているらしいが、ルールさへ守れば構わない。そのためのIOCであるわけ。問題があればルールも変わっていくことだろう。同じこと。

ただアフリカの場合は、どこか富めるものと貧しいもの、南北問題のような国際格差を思うと純粋にランニングにかかわる身としては複雑な心境である。

思わすそんな国際ランニング事情を肌身に感じた瞬間だったが、私がもう引退して仕事はしていないしマネージメントなどできないと答えた。その晩はそれだけ。日本は夜だから寝るといって終わらせた。

翌晩またぞろ23時すぎにメッセンジャーがなった。オイオイそっちはいったいなん時なんだというと朝の5時だという。時差18時間。勘弁してくれと言って終わらせた。

翌日今度は日中私のスマホが鳴る。今度はメッセンジャーの音声通話を使って直電である。外出中で迷惑だったから簡単に済ませてきり、帰宅して速攻もうメッセンジャーを使うな。生活時間も違うのだから連絡したかったらメールにしてくれと書き送ろうとしたが、彼のメールアドレスが非公開になっていた。メルアドリクエストに文面をつけて書き送った。

にも拘わらず、今朝深夜3時にメッセンジャーにチャット履歴が残っていたので、彼をフレンドリストから削除し、ブロック設定をかけた。

無視していても私の公開範囲が「友人」になっているから私の友人たちに迷惑をかけないとも限らないからである。

みなさんもご用心ください。