数日前悪夢にうなされて真夜中の3時に目が覚めた。
2年もたったのに現役時代のこと。
それはスタッフに経営上の厳しい話をしなければならない場面だった。
あの頃は強いストレスに長いことさらされていた。
製造業、とりわけ自動車関係などは極端に不良、不具合に厳しい。わずかな規格外なものがたった1個でも対応は大損害になる。
作業工程はすべてスタッフを信じて仕事を任せなければいけない。ヒューマンエラーを強固な製造システムで回避するのだが、そのシステムそのものを扱うのも人間なのだから限りなく可能性を小さくすることしかできない。
だがいったんそういう事態になっても最終責任は経営者がすべてを担わないといけない。秘書がやったことだとか言って「知らぬ存ぜず」を決めこむ政治家とは訳が違う。
現役時代はクライアントからのそんなトラブルの連絡をもらうような悪夢が多かった。
実際には私の会社はほとんど100%と言ってよいほどそんな事態は起こすことはなかった。
2年もたったのにまだうなされるか?トラウマだ。
製造業に限らず経営者というのは損な役回り。その役回りでも敢えて辛抱して喜びを見出し続けないと続けられないものである。