彼は71歳のはずです。もう生きて会うというよりは目にする程度ではありますが、最初で最後になることだろうと思い、世紀のソングライターは高額チケットでしたが、抽選にもあたったのでお上りさんよろしく、ついでに観光名所をいくつか回ってから楽しんで来ました。
正直その程度の不純な動機なので期待度は低かったのです。年齢も年齢ですし、海外のVideoをみてても往年の伸びは感じていませんでした。女房に至っては生粋のjazz屋ですから、POPSなんか期待してませんしBeatlesそれ自身オリジナルよりカバーのほうがカッコいいなぞとほざくような輩ですからお金の無駄になりはしないかと懸念していました。
が!
下手な思い入れは音が鳴って数分で消えることになります。年齢、年輪にして深みを増したボーカルは声量、体力ともに20年ぐらいは若いものでした。きっとツアーに際してかなり鍛えなおしてきているし、継続は力、続けてきたからこそできるライブに間違いありません。今回のワールドツアー5月にブラジルから始まってアメリカ、ポーランド、イタリア、オーストリア、カナダ、日本と7か国25か所32公演。9月と10月に休みがありますが、これだけの移動と回数をこの爺さんが若い連中と消化するのはたいていじゃない。
なおかつ
Eight days a week
Save US
All My Loving
Listen to What the Man Said
Let Me Roll It (fade to Foxy Lady)
Paperback Writer
My Valentine
Nineteen Hundred and Eighty Five
A Long and Winding Road
Maybe I'm Amazed
I've Just Seen a Face
We Can Work It Out
Another Day
And I Love Her
Black Bird
Here Today(tribute to John)
NEW
Queenie Eye
Lady Madonna
All Together Now
Lovely Rita
Everybody Out There
Eleanor Rigby
Being For the Benefit of Mr.Kite!
Something(tribute to George)
Ob-la-di Ob-la-da
Band On The Run
Back in the USSR
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude
(Encore)
Day Tripper
HI,Hi,Hi
Get Back
(2nd Encore)
Yesterday
Helter Skelter
Golden Slumber
今回私がメモった曲目リスト37曲2時間半を超えて歌い続けることができるのは凄いの一言です。最後のゴールデンスランバーは思わず涙腺が緩んでしまった。
今どきの音楽シーンからすると古臭いには違いない。妙な先入観でしか聴けないのは我々世代には仕方のないことでした。いい悪い、好き嫌いの評価は別として、彼のパフォーマンスの完成度に対する姿勢は敬意に値するものでした。
テレビ朝日だったかが協賛だったようでカメラが動いてましたから、近いうちにきっと放送されることでしょう。お見逃しなく。
