今年もとても暑い日が続いていますね。
真夏の水温が上がってしまった湖で、
ブラックバスがどこに涼を求めているのか?
以前にシェードについて書きましたが、
他のポイントも探してみたいと思います。
やはり一番に思いつくのは水の流れですよね。
水の流れで思いつくのは、
インレットとアウトレットですね。
ですが、
こんなにすぐに思いついてしまう場所は、
当然のことながらアングラーが集まって、
魚へのプレッシャーが高くなっています。
今の河口湖で言えば、
西湖の流れ込みなどでしょうか。
昔はハワイ前などは釣り堀状態でした・・・
なので別のポイントを探しましょう。
人間でも37℃の気温で風か吹いていると随分と違うもので、
体感温度として涼しく感じますよね。
さらに涼しくするには、
風の通り抜ける場所が細くなっている場所ほど、
風速が上がり涼しく感じると思います。
水の中の魚で考えると、
湖の水の流速が速くなる場所が、
他の場所より涼しく感じるはずです。
湖沼で話をすると湖沼の両岸の幅が狭まっている場所になり、
他の場所よりも流速が速くなります。
ホースで水を撒くとき出口をつぶすと水量が同じなのに、
勢いが良くなりませんか?あれと同じ原理です。
関東の湖で解かりやすく言ってしまえば、
河口湖の河口湖大橋付近、
北浦では神宮橋付近や北浦大橋付近、
琵琶湖では琵琶湖大橋付近などになります。
ここには橋があり橋脚があるので、
シェードもできます。
河川で話をすると、
アウトサイドよりもインサイドのほうが、
流れは速くなります。
こんな場所が流速が速くなり、
ブラックバスが涼を求めて差してきます。
このようなポイントで、
カバーが絡んでくるとさらに美味しいポイントになります。
ここで注意してほしいことが、
水深が浅くても流れが発生していると、
ブラックバスは差していますので、
不用意に近づかないようにしてください。
もう一つのポイントは、
ベジテーションが豊富なエリアです。
ベジテーションがあるエリアはほとんどの場所で、
湧き水が発生していて溶存酸素量も多くシェードもできて、
一級ポイントです。
ですがベジテーションでも、
ルアーが絡まった時に「ヌルッ」と根から抜けてくるようなベジテーションは、
あまり良くありません。
ルアーが絡まったときに、
「ブチッ」と聞こえてくる位の切れ方をしてくるベジテーションの方が、
元気なベジテーションが生えています。
夏のブラックバス釣りはこんなエリアも探してください。
くれぐれも熱中症と水の事故には注意して、
楽しい夏休みにして下さいね。