ブラックバス釣りで水温と酸素は釣りを進めていくうえで、
非常に重要な要素です。
またブラックバスの成長速度にも係わってきます。
ブラックバスが生息できる水温は、
摂氏約3,3℃から38,5℃くらいと言われています。
水温が10℃を下回ると動きが鈍くなり、
5℃以下ではほとんど動かなくなると言われています。
水温が28℃を超えてくると快適な場所を求めて、
深場や流入河川などに移動してしまいます。
ブラックバスがいちばん活動的になる水温が、
表水温で22℃から27℃と言われていてこの水温になると、
活発にベイトフィッシュを追うようです。
水温が上がりやすい夏場は流れ込みや風の当たるエリア、
ウイードエリアやシェードを攻めてみましょう。
水温が下がってしまう季節は水温が安定しているウイードエリア、
太陽光が当たりやすいワンドや溶岩エリアなどを探しましょう。
ここで上げたエリアは酸素量も多くベイトフィッシュなど、
ブラックバスのエサのストック量が多いので成長が早くなります。
滝つぼの主が大型になるのは豊富な酸素量が、
影響していると言われます。
また大型の個体に成長するには水温が関係してくるようで、
水温が高いほうが大型になる傾向があるようです。
フロリダラージマウスバスが数年で大型になるのは、
水温の高い場所に生息していることが影響しているようで、
日本に移植されたフロリダラージマウスバスは、
水温がやや低いせいか大型になるまでの期間が、
アメリカで生息しているフロリダラージマウスバスよりも、
成長期間が長くかかるようです。
また全国各地に繁殖しているノーザンラージマウスバスも、
東日本よりも西日本のほうが大型になりやすいようです。
これも水温の高さが影響しているようです。
できるだけ水温が安定していて酸素量が多いエリアを探して、
ブラックバスを釣るようにしましょう。