監査ウォッチングさんの記事(04/12/05)より。

UFJ銀行の検査妨害事件についての記事です。
元常務が本物の議事録を隠そうとしたところについて、
記事で書かれています。

通常の会社の監査でこれをされた場合には、
会計士では限界があるでしょう。
強制捜査権がないために、、
会社側が資料を整えて組織ぐるみできた場合は、
不正を見つけるのは困難になってきます。
このケースであれば、「後で持参します」
などといわれて、すりかえられそうな気がします。

おおまかに、「なんとなくあやしい」
という心証は得られるのでしょうが、
具体的な尻尾を捕まえるとなると、
なかなか難しい気がします。
でも、投資家にとってみれば、
一発どかーんの爆弾部分ですし、
最近はこの爆弾が爆発することが多いですから、
いやでも気になるところですよね。
注意深く有価証券報告書を読んだりすると、
なんか戦った跡が残っていたりするのですが、
ヤフーファイナンスとかの要約データからでは、
わからないので注意です。