夕張清水沢アートプロジェクト 05
発電所内部、さらに下の階へと移動します。
※「 」書きはアートの作品名になります

下り階段。
薄暗い空間にほんのり灯る明りに導かれ、降りてゆきます。

「re」
植物と石炭の循環を示したアートだそうです。
タイトルから受けたイメージもありますが、見た時に「生まれ変わる」という言葉が浮かびました

「手が届かない展」
手が届かないたくさんの物たちと、手が届かない過去…二重の意味が込められているとの事。
決して触れる事のできない彼らは、きらきらと輝く、とても素敵なものに感じました。
掴む事はできないけれど、想像をめぐらすことで把む事ができるものがあるのだと思います

発電所を後にして、最後の作品のあるズリ山へ。
きれいに階段が整備されていました。

「回廊」
ズリ山から夕張のまちを見下ろせる展望台になっています。
ススキの色と同じそれは、いっそう金色に輝いているように見えました。

炭鉱マンたちも、ここから自分の街を眺めたりしたのでしょうか。
今も昔も変わらない広い空がそこにあり、
閉山して時代は変わってしまったけれども、変わらない普遍的ななにかがここにはある気がしました。
つづく
夕張清水沢アートプロジェクト
photo by tak FUU
※「 」書きはアートの作品名になります

下り階段。
薄暗い空間にほんのり灯る明りに導かれ、降りてゆきます。

「re」
植物と石炭の循環を示したアートだそうです。
タイトルから受けたイメージもありますが、見た時に「生まれ変わる」という言葉が浮かびました

「手が届かない展」
手が届かないたくさんの物たちと、手が届かない過去…二重の意味が込められているとの事。
決して触れる事のできない彼らは、きらきらと輝く、とても素敵なものに感じました。
掴む事はできないけれど、想像をめぐらすことで把む事ができるものがあるのだと思います

発電所を後にして、最後の作品のあるズリ山へ。
きれいに階段が整備されていました。

「回廊」
ズリ山から夕張のまちを見下ろせる展望台になっています。
ススキの色と同じそれは、いっそう金色に輝いているように見えました。

炭鉱マンたちも、ここから自分の街を眺めたりしたのでしょうか。
今も昔も変わらない広い空がそこにあり、
閉山して時代は変わってしまったけれども、変わらない普遍的ななにかがここにはある気がしました。
つづく
夕張清水沢アートプロジェクト
photo by tak FUU