息子の幼少期からの振り返りを経て、今の状況を少しだけ

ここまで、息子が幼いころからのピアノの歩みを 私自身の気持ちと一緒に振り返ってきました。

今日は、その続きとして、 現在の息子の状況について書いてみたいと思います。

 

 

 

 

大学2年──音楽で稼ぐことを見切り、就活準備へ

大学2年の息子は、 「ピアノで稼ぐ」という道を自分の中で見切りました。

そのうえで、 音楽の学びをビジネスに変換するための準備として、 就活に向けて動き始めました。

息子の中には、もともと二つの進路のビジョンがありました。

 

 

 

 

息子が描いていた“二つの進路”

① 音楽活動を続けながら、会計士などの専門職でフリーとして生計を立てる道

音楽を続けるためには、安定した本業が必要。 そのために会計士などの専門職を目指すという選択肢です。

ただ、実際に動いてみると── 音楽の練習時間は膨大で、 そのうえで安定した収入を得ることの難しさを痛感したようです。

② 就活をしてIT企業に入る道

一見すると「音楽とITって関係あるの?」と思われるかもしれませんが、 実はこの二つはとても相性が良いのです。

 

 

 

 

音楽の学びは、ITの世界で強みになる

音楽を長く続けてきた人がIT企業で活躍するケースは珍しくありません。 その理由は、音楽経験で培われる力が、ITの仕事と驚くほど一致しているからです。

● 長期的な練習=長期的な学習耐性

ITは「継続学習」が必須。 毎日コツコツ積み重ねる習慣は、音楽経験者の大きな武器です。

● 論理的思考

楽曲分析・和声・構造理解は、ITの論理性と非常に相性が良い。 音楽は感性だけでなく、構造を理解する世界でもあります。

● 集中力

長時間の練習で鍛えられた集中力は、ITの現場で大きな強みになります。

● 自己管理能力

練習計画を立てて実行する力は、そのままプロジェクト管理能力につながります。

● 表現力・コミュニケーション力

IT企業は「説明できる人」を高く評価します。 音楽経験者は、自然と表現力やコミュニケーション力が鍛えられています。

実際、音楽経験者の進路はITが多い

幼少期からピアノコンクールに励んでいた子どもたちが 大人になってどんな職業に就いているかを調べると──

一般進路ではIT企業がとても多い。

また、音大卒の一般企業就職でも、

  • IT

  • 教育

  • サービス

  • 企画職

このあたりが多いと言われています。

特にIT企業は、

  • 文系・芸術系の採用枠が広い

  • プログラミング未経験でも企画・マーケ・サポート職で入れる

  • 音楽経験者のコミュニケーション力を高く評価する

という特徴があります。

つまり、 音楽からITへ進むことは“珍しい選択”ではなく、自然な選択かなと思います。

 

 

 

大学2年──スペックを増やすために語学へシフト

息子は「できるだけスペックを持ちたい」と考え、 今までピアノに注いでいた時間を、語学学習に費やすようになりました。

音楽で培った集中力と継続力が、 そのまま語学にも活かされているようでした。

 

 

 

大学3年──ゼミ長とピアノサークル代表に

大学3年になると、息子はさらに行動力を発揮し、

  • 経済学ゼミの「ゼミ長」

  • ピアノサークルの「代表」

という役割を担うようになりました。