ピアノの振り返りです

息子が大学1年生になり、 いよいよ“自分の音楽活動”が始まりました。

おそらくストリートピアノで演奏し、 SNSで発信する──そんなスタイルだったのだと思います。

ただ、私は一切ノータッチ。 名前もあだ名的なものだったようで、 アカウントも知らないまま、そっと見守っていました。

 

息子の音楽活動の発信先は、いわゆるSNSの世界。 探そうと思えば、きっとアカウントを見つけることはできたと思います。

でも── もし見つけてしまったら、コメント欄にどんな言葉が並んでいるのか。 応援の声だけではなく、時には心がざわつくような書き込みも あるかもしれない。

だから私は、あえてSNSには触れず、 そっとスルーして見守ることにしていました。

 

 

大学生活とピアノ。毎日必死に走っていた

大学の単位習得とピアノの練習。 その両立は想像以上に大変だったはずなのに、 息子は今までにないほど、毎日必死に練習していました。

おそらく、ピアノ人生の中で一番練習していた時期だと思います。

大学のクラブは吹奏楽やジャズバンドに入るのかな? そんなふうに思っていたのですが、 「両立は難しい」と判断したようで、 ピアノサークルだけに所属。

そして一年生の後半には、経営系のゼミに入りました。

プロデューサーさんにご飯をごちそうになったり、 帰りが遅くなる日も多かったようです。

夏には日焼けで真っ赤な顔をして帰ってきたこともありました。

 

 

 

息子が描いていた2つの進路

どうやら息子の中には、 2つの進路が思い描かれていたようです。

① 音楽で生計を立てるなら「本業の安定」が必要

たとえば、 会計士+音楽活動 という組み合わせ。

音楽一本ではなく、 “安定した軸を持ちながら音楽を続ける”という考え方。

② 音楽で稼ぐことは断念し、音楽の学びを活かしてIT企業へ

音楽で培った集中力や表現力を、 別の業界で活かすという選択。

どちらも、現実的で前向きな進路でした。

 

 

 

 

まずは「音楽で稼ぐとはどういうことか」を自分で知りたかった

息子が最初に選んだのは、 “音楽で稼ぐとはどういうことか”を自分で経験してみること。

誰かの言葉ではなく、 自分の体で感じて、理解したかったのだと思います。