新作小説『未明の砦』、現在掲載中の「陸奥新報」、「千葉日報」に続いて、6月8日より新たに「三陸新報」での連載が始まりました。
物語の始まりは、クリスマスシーズンの吉祥寺駅前。
その日、警視庁組織犯罪対策部は、極秘裏に監視してきた4人の青年グループを逮捕すべく万全の態勢で待機していた。だが、4人が駅前に姿を現した直後、タイ料理店で不審な火災が発生、次の瞬間、捜査員たちの目の前で4人が忽然と姿を消した――。
と、こんな感じで始まります。今作は、現代日本で起こるクライム・サスペンスで(鑓水たちのシリーズとは別ですが)、老若男女大勢が登場する群像劇になる予定です。また、イラストレーターの藤岡詩織さんが毎回、素敵な挿画を描いてくださっています。
ぜひ、ご一読ください。