「誰かのために」と動いていたはずなのに、
気づけば、心が動かなくなっていた。

嬉しいのか、悲しいのか。
怒っているのか、ただ疲れているだけなのか。

反応が鈍くなっていく感覚。
それを自分のせいだと思って、
もっと頑張ろうとする。

そうしているうちに、
“自分”という感覚が、少しずつ遠のいていく。


誰かに喜んでもらえること。
役に立てること。
期待に応えること。

それが、自分の存在価値だと思っていた。

でも、気づかないうちに
「何を感じているのか」よりも、「どう見られているか」を気にしていた。

そうして日々を重ねていく中で、
感情はゆっくりと、輪郭を失っていく。


思い当たることはあるだろうか?

頑張っているのに、報われない感覚。
誰かの期待に応えるほど、息苦しくなっていく自分。
優しくしているのに、心がついてこない日々。

それは決して、あなたのせいじゃない。

尽くしすぎたその奥には、「傷つきたくなかった自分」がいた。
嫌われないように。
認めてもらえるように。

そんな思いが、
「優しい人」という仮面を、そっと重ねてきたのかもしれない。


感情が消えてしまったように感じるのは、
心が疲れすぎて、あなたを守ろうとしていた証。

その沈黙の奥には、
ずっと言えなかった「本当の気持ち」が眠っている。


もし、誰かに尽くすことで、
少しずつ自分を見失っていたなら──

そろそろ、「わたし」の声に、耳を澄ませてみてもいい。


尽くしすぎた日々は、
あなたを壊すためにあったわけじゃない。

その経験があったからこそ、
誰かの痛みを感じられる、やわらかい視点が育っている。

でも、
もう無理を続けなくていい。
尽くしすぎたあなたにこそ、まず“やさしさ”を向けてほしい。


「わたしのままで、誰かとつながる」
その感覚を取り戻していくことは、
きっと、これからのあなたにとって必要な選択になる。

そのとき、
ずっと感じられなかった感情が、
静かに戻ってくるかもしれない。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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