3連休、皆さまのご来館ありがとうございます!



一昨日の午前中は「古津軽体験 ゆめみるこぎん館に行ってみよう!」企画でした。





民藝や歴史的なこと、昔の人の暮らしについて、また、祖母の料理メモ等も見ていただきながら、お話の尽きない会でした♪




午後は青森県の事業で「冬の津軽 移住体験ツアー」の方々がご来館。医療・福祉職の子育て世帯で、青森への移住を考えている方に向けたツアーでした。





子どもたちにも来館していただき、「こぎん刺しクイズ」に挑戦!歴史を学びつつ、やはり盛り上がったのは模様当てクイズでした♪





古作を羽織った男児


祖母作の胴着を羽織る男の子



古作こぎんや祖母作のエプロン等を着ていただいく場面も。雪国の刺し子文化を体感していただきました。




昨日は、恒例となりつつある!?「なるほど!西こぎんツアー」の方々がご来館。




山端家昌さん、参加者の皆さんとともに、こぎんの歴史、古作こぎんの模様について、麻布のこと、織りのこと等お話ししつつ、祖母作の作品を羽織っていただいたり、あっというまのひとときでした。




祖母作の割烹着の仕立て方を丁寧に見てくださった方もおり、私も勉強になりました

(^◇^;)




また、山端さんは、古作こぎんの下身頃に一部見受けられる刺し子にも着目。藍染めの布を2枚重ねて刺し子をしてあるんですが、表地は濃い目の藍色なのに対して、裏地は浅葱色(薄い藍色)なんですね。確かに、と思いました。



古作こぎん下身頃に施された刺し子





こちらは、インド東部のベンガル地方を中心に古くから伝わる刺し子「カンタ」の端切れと、パキスタン北西部にあるコヒスタン地方の刺繍による小物入れです(こぎん館に展示してます)。




味わい深く、生命力を感じる布たちーー




各国、いろんな地域に針仕事があり、こぎんと共通するものを秘めているだろうという会話もありました。




刺し子や刺繍が生み出された背景や、根底にある思いはどこか共通しているだろうと思います。各国の針仕事について、改めて興味が湧きました。




関係者の皆さま、ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました!




石田舞子




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