先日は青森県立美術館へ。「奈良美智: The Beginning Place ここから」を観る。















奈良さんの絵は、

東京に住んでいた頃に弘前に帰省し、

煉瓦倉庫(現在の弘前れんが倉庫美術館)での展示を観ること2回、

横浜美術館でも観た記憶が。

また、奈良さんの作品が展示されている東京・青山の「A to Z cafe」近くで働いていたことがあり、その頃よくカフェに行った。




そして今、弘前に住んでいて、青森で奈良さんの作品を見ている。




「あぁ、これはあの頃、あの場所でたぶん観た作品」と、そんなことを思いながら、昔の出来事を思い出したり、時間の旅をしていた。




そして、近作の女の子の絵の前で留まる。








少女がぼぅっと、こちらに迫ってきたり、離れたりするような感覚を覚えた。




キラキラした目の女の子

涙目の、まるで夜の街のネオンのような目をした女の子




まだ言葉を発する前の子どもと、

無言の会話をしているような感じだった。




「The Beginning Place ここから」という展示。ここからまた、どんな旅がはじまるかなぁ。




私も弘前出身(生まれは仙台だけど)。

この土地の風をいま、感じている。