昔の津軽の農村では、布(麻布)の自給自足をせねばならなかった。



さらに、布の保温・補強のためにこぎんを刺さなければならなかった。



「ねばならなかった」のだ・・・



『そらとぶこぎん』(津軽書房)第5号に掲載の前田正明さん(前田セツさんの息子さん)は、昔の女性たちは「こぎんを楽しむものに作り上げた」、

つまり、辛い仕事を喜びに変えたのだとおっしゃっていて、本当にそうだなと思った。



辛いことのなかに楽しみを見つけ出す。



「やらされている」ような状況から、自ら「やろう」「やりたい」と思える状況にもっていく。



これは今も、何にでも言えることだなぁと思った。





古作こぎん



#自分事として主体的に生きること
#こぎんが教えてくれること