かねてから制作を進めておりました書籍
『古作こぎん刺し収集家・石田昭子のゆめみるこぎん』
12月5日頃に発売いたします!
カバー画像を公開
石田昭子は祖母です。昭和30年代に古いこぎん刺しを集めました。
装丁はkogin.netの山端家昌さん。
中面のデザインもお願いしました。
販売につきまして、入荷し次第、5日頃より、
弘前市の「津軽工房社」さんで先行発売していただく予定です。
(追記)2019.12.2
津軽工房社さんの予約販売がスタートしました♪
https://tugarukoubou.theshop.jp
弘前市の「つきや」さん、「しまや」さんでも順次取り扱っていただける予定です。
12月8日(日)から、弘前の鳴海要記念陶房館で開催される展示会にて、
私が直接販売いたします。
また、8日にWebショップもオープン予定です。
(追記)2019.12.10
自分のwebショップ、ようやくオープンしました!
どんな本かというと、
まず、「古作こぎんを見ていただきたい」という思いで制作いたしました。
第1章の冒頭は古作こぎんの写真が並びます。
カメラマンの下山一人さん、須川健太郎さんの写真が素晴らしく、
実物で見るよりも写真のほうがいいんじゃないか、と思わせるくらい、
気づきを得られる写真となっております。
知識や先入観は一度脇に置いて、
古作こぎんをただ見てほしい。
そんな思いで写真を見開きでドーンと掲載しております。
見ていただいて、「自分が何を感じるのか」
これに尽きると思います。
まっさらな自分で、古作こぎんと対面したときに何が浮かぶかな?
と、自分が見たもの、感じたものを捉えていただければと思います。
(あ、でも、どんな風に本を活用していただくかは全く自由です。
私がどんな思いで作ったかというだけの話で、
本や雑誌は出来上がった時からひとりで歩いていくものですからね!)
ぜひ、ご自分の感じ方を大事にしてくださいね(と自分にも言ってます)。
自分の気づきって、とてもパーソナルなものでいて、
奥底でみんなとつながっているもの、
なのかなと思います。
古作こぎんは、いや、こぎんは、
それを見せてくれるような気がします。
昔は手でヌノを作った。
手で織った。
藍で染めて、刺し綴った。
そうした重層的な手仕事、感じるものがありますよね。
そして、
同じこぎんでも、見る度に違って見えたりしませんか?
それは、見る側である自分の内側が変化しているからなのかな。
そのとき自分が何を感じて、何に興味を持って、何に注目しているかで
こぎんの見え方も変わってくる。
自分が生きることを積み重ねている限り、視点は変わりうる。
だから、なにかを創作し続けることができるのかもしれませんね。
古作こぎんを見て、湧いてきたものを、
自分なりに表現してみたり、
感覚的に何かが変化して、
日々の生活に潤いがもたらさせたら、
と思います。
と、いうわけで、古作こぎんをまず見てほしいなと思いました。
その上で、
古作こぎんを見て気づいたことをまとめたページがあるので、
そこを見てもらってもいいかもしれません。
古作こぎんの解説・考察も掲載しております。
古作の図案も掲載していますよ!
図案を元にして作った作品の商用も可能です。
おばあちゃんの話も載っています。
長くなったので、また本の紹介、書きますね。
12月には展示会も開催します!
実物を見に、ぜひいらしてください。
書籍『ゆめみるこぎん』は、1冊2,500円+税=2,750円です。
どうぞよろしくお願いいたします。
チラシも作りました!
✨こぎんをもっと、好きになるーー
◇古作こぎんの写真を掲載! 古作こぎんをじっくり眺められる。
◇古作こぎんの解説・考察を掲載。観賞が楽しくなる!
◇古作こぎん図案を掲載。昔の人の模様を刺して楽しめる!
(図案を元に刺した作品の商用化)
◇石田昭子がいかにしてこぎんを集めたかを知る。
◇昭子の作品も掲載。作品づくりのヒントに!
✨石田昭子(Akiko Ishita)プロフィール
昭和3(1928)年生まれ。青森県弘前市(旧岩木町)生まれ、在住。幼少期に古いこぎんを目にし、その美しさに衝撃を受ける。30代の頃に津軽の家々を訪ね歩き、古作こぎんを収集。自らも趣味でこぎんを刺してきた。
✨書籍情報
■編著:石田舞子
■装丁・デザイン:山端家昌 (kogin.net)
■写真:下山一人(有限会社プロ・フィールド)、須川健太郎(antenna)
■一部執筆:小畑智恵(SecondGate)
■B5サイズ(182mm×257mm)
■カラー96頁
■ISBN978-4-9910936-0-9
■発行元:グレイル ブックス
✨展示のお知らせ
「古作こぎん収集家・石田昭子のゆめみるこぎん展」開催!
昭子が集めた古作こぎんと昭子の作品を展示。書籍も販売します。
ぜひお越しください!
■日時:2019年12月8日(日)〜22日(日)9:00〜16:00
火曜(10日、17日)休館
■場所:鳴海要記念陶房館
(青森県弘前市大字賀田大浦1−2)
■観覧無料
冬のこぎんを楽しむお供に、ぜひご活用ください!
発売まで、もう少しお待ちくださいね