10月5日。
木曜日。
くもり時々はれ。
今朝、ジョギングがてら街を散策していた。
一軒のアパレルショップの前で足が止まった。
店員らしき女性がテキパキ仕事をしている。
おそらく開店前で準備に追われていたんだろう。
そんな事より、店先の看板の文字が気になった。
『いま流行りの!』
普段、何気なく目にしてるこの文字。
しかし、とてつもない違和感を感じた。
果たして、本当に流行ってるのだろうか。
流行っているのであれば看板に書く必要あるのか。
書かなくても売れるんじゃないだろうか。
流行は、誰が何の為に決めているのだろうか。
そもそも流行とは一体何なんだろうか。
はい。
皆さん、もうお気付きですね?
そうです。
ししまるの面倒臭いスイッチ、入ってます。
完全に、入っちゃっております。
どうでもいい事に疑問を抱いてしまいました。
まぁ、気楽にお付き合いください。
まず。
物事が流行るという事は悪い事ではないとは思う。
人々の興味を刺激して思考に変化が訪れたり
何気ない毎日の習慣や趣味が変わったり
商品であれば購入意欲が湧いて経済効果も上がる。
それに新文化だったり時代を作ったりも出来る。
今の所いい事ばかりだ。
しかし、流行に乗りすぎるのは良くないと思う。
流行に敏感なのと、流行に乗るのは別。
流行を理解した上で、自分との相性がある。
いくら流行ってても相性が悪ければ意味がない。
流行に乗らない=流行に逆らう、ではない。
それよりも流行に乗る事に必死になりすぎて
自分を見失うの方が良くないんじゃないか。
ファッションであれば毎年トレンドが発表される。
今年はグリーンが流行ってるので……
シャツをインするのがトレンドで……
で、どうするかが問題だ。
俺は、それを理解した上で自己判断したい。
自分の好きな服を好きな様に着ればいいと思う。
もしも日本中が流行に必ず乗ったら恐ろしい。
全員がグリーンのシャツをインした民族だ。
これは極端な話だが、最早そうなりつつある。
街で似たような服装の人々を多く見かける。
みんなオシャレだと自信を持って歩いている。
トレンドを守る=オシャレ、の定義だ。
これは、違うと思う。
全然トレンドじゃなくてもオシャレな人はいる。
要は、その人に似合うか似合わないかだ。
でも、勘違いして欲しくない。
俺は決して、流行を否定している訳ではない。
俺もトレンドが自分と合えば取り入れる。
ブルーノ・マーズだって聴くし、火鍋も食べる。
VAPEも欲しいし、漫画原作の映画で感動もする。
ユーチューバーの毎日アップされる動画も観る。
あくまで、流行は大切だし必要だと思ってる。
けど、それに流されすぎず、乗っかりすぎず
流行を理解した上で、自己判断しようって事だ。
ちなみに毎年発表される新語や流行語大賞。
昨年で言うと『神ってる』『ゲス不倫』
その前の年は『爆買』『トリプルスリー』
ここ数年はポジティブ・ネガテイブ関係なく
その年の印象に残ったワードが受賞してる。
今年は『プレミアムフライデー』『忖度』が濃厚。
個人的には、芝居から生まれた『みぞみぞする』
もしくわ『TTポーズ』に受賞してもらいたい。
まだ、あまり認知されてないからだ。
その方が、発表後の未来が面白い。
この風化しつつある流行語というのは好きだ。
散々、流行に乗らないと言っておいてなんだが
これに関しては乗るというより興味がある。
そこで一つ流行語を発信したいと思う。
『ノライボ』
ちなみにノライボとは、Not ride in vogue。
流行に乗らない、という意味。
2018年の流行語が『ノライボ』だったら面白い。
皮肉なクリエイト。
写真は、今流行の身長と天井の高さが同じ家。
今日も平和だ。
以上、確認お願いします。
松本ししまる