今回は一人の男に注目してみました。

平松治仁(ひらまつはるひと)という男。
言わずと知れたGRahAM Box1ユニークなこの男。
普段からどんな思考で社会を見ているのか。
平松目線に立つとどのように世界は見えるのか。
疑問に思った僕は、平松さんと一緒に町を歩いてみました。

「どんだけ注意するんだよ!」と突っ込んだ後、「まあこんだけさせる程捨てた奴らが悪いわな。俺も一緒や。」と小さい声でつぶやいてました。

デッカイ声で「全部3,000円やって!」と食い付くもまだ店は準備中だった。

「もう段差ないやろ。」とピシャリ。

「実はこういう路地にいい店あんのよ。」と、原宿らしからぬ路地へ。

結果、行き止まりだったときのこの表情。

路地の件で少しガッカリした僕を見てとったのか、急にファッションについて熱く語り始めた平松さん。

「結局はTシャツの着方なのよ。」
と、ファッショントークはしばらくの間止まりませんでした。

ビルの屋上の木々を見て、「俺ああいうの見ると根っこのことが気になんのよ。根っこ大丈夫か!って。」

「この看板はシンプルでグッド。」

「木村、例えばな、こういう落ち葉で、金稼ぐ道みつけたら人生勝ちや。例えばな。」

「もういい加減人混み疲れたわ。」

「やっぱ明治神宮やな。」
と、颯爽と森へ消えて行きました。
その後ろ姿を見て、僕はもうこれ以上追うのをやめました。
今回、平松さんと行動をともにして、そのセンスを荒波のように浴び続けた僕。
男として、人間として、まだまだこの平松治仁という男から学ぶことは多いと感じました。
これからも注目していきたいと思います!