TPP締結・消費税増税に進む日本を憂える亀井静香
全く効果のない為替介入で国庫を毀損しつつある中、この経済情勢の中で消費税増税という正気の沙汰でない施策が進められようとしている。更になし崩しで、野田首相は二枚舌を弄しながらTPP締結に邁進している。
私のような浅学菲才の者に述べるべきことはない。亀井静香の会見録を引用するのでぜひご一読願いたい。
【平成23年11月16日 亀井代表・田中代表定例記者会見 より】
(冒頭略)
|TPPを巡って、異常な事態が起きている
亀井代表:それと、来年度予算、編成、また税制等、またその先を見据えての経済または財政運営についてのいろんな議論がされておりますけども、国民新党としてはちっちゃな党ですから、しっかりと意思疎通をお互いの間でしながら、過ちのないように持って行きたいと思いますけども、残念ながら、そうした政治の力学は、この強じんな形であるべき方向になかなか動いて行かないという、こうした現実があります。これを、どう国民新党が打開をして行くのか、それにどうリーダーシップをとっていくのかという大きな課題があるわけで、これはもう待ったなしの話で、我々としては、日本が、アメリカ大陸と中国大陸の間で沈没をしてしまうような事態は絶対に我々は政治家である以上は、政治家として徒党を組んでいる以上はできないことでありますから、思い切った歴史的な要請に応える、そういうことでなければならんと思いますので、それぞれのいろんな思いを持ちながら、いろいろと、それぞれ活動しておられるわけでありますけども、党としても、また、こういう問題について、正面から対応し議論をしていかなければない問題が出て来ようかとも思いますけども、とにかくTPPを巡って、本当にある意味では、私は異常な事態が起きてしまっておると思います。
|APEC前に、国家の意志を形成し、総理が世界に発言するべきだった
亀井代表:APECという、そうした国際政治の場における、我が国の基本的なスタンスと国内における、そうしたことに対してのこのコンセンサス、そういうものが一致をしない、そういう中で、いわゆる総理が二枚舌を使ったんじゃないかと、使っているんじゃないかということが、予算委員会で議論されるなんていうことは、極めて恥ずかしいことで、国内で二枚舌だということも恥ずかしいことですが、国際社会と国内社会で二枚舌と言われるなどということは、私は国家の信用にも関わっていく問題でもあり、やはり我々はもっと世界の中で日本がどう生きていくのかということをしっかり見ながら、腹をすえて、世界から信用される、その都度その都度、その場限りの調子の良いことを言っておっては、これは世界の信用も失っていくわけでもありますので、そういう意味では、一つは、総理をAPEC に送り出して行く前において、やはり当然 APECの国が関心を持っておる問題等について、きちっとした国家としての意志を形成したうえで、それで総理がそういう会合に出て行って、世界に対して発言をして行くという形にすべきであったと思います。
|TPP:信頼関係を疑われないよう、外交的配慮をするのは当たり前
亀井代表:それについて、皆さん方も真剣な努力を重ねられて、私も連立を組んでいる立場から、そういうことをしたわけでもありますが、結果としては、そうしたさっき言ったような非常に残念な状況が生まれておる訳でして、またこれは、TPPに関するいろんな経済的な面での、各国の思惑というか、そういうものが、下手をすれば安全保障の面にまでネジ曲がった形で、これが影響を与えてくる危険性すらないわけではないので、総理が予算委員会で安全保障との関係があるかないか、わからないような答弁をされておられましたけれども、やはり、この環太平洋において、この我が国の安全保障というのは、これは、経済的なお互いの国の協力連携、そういうものを抜きにして、ただ軍事力の面だけでの安全保障なんていうことがあるはずはないんであって、そういう意味では、安全保障、経済面における各国の信頼関係、そういうものが損なわれることはない、そういう努力をしなければ、私は、安全保障の面でも確保できていけないんじゃないかと、皆様方いろいろあると思いますけども、そういう意味ではやはりこの環太平洋の、必ずしも経済外的なことにおいて、各国の利害が一致をしておるわけじゃありませんから、角を突き合わせている面がないわけでもない、そういう中において、日本が、それぞれの国との間の信頼関係を疑われるということがないような、外交的な配慮はやって行くのは当たり前だと思います。
|TPP:ブロックの内外で国が対峙、難しい面も出てくる
亀井代表:私が一つでも失敗したのは、皆さんもそういう点があると思いますけども、ある意味では太平洋を囲んだ環太平洋という地域が、いわゆるブロックに分かれていくような、そういう動きをした場合に、じゃあ、それぞれ分かれたブロックで経済が成り立つのか、成り立つはずがないわけです。このTPPに現在加盟している国、今交渉参加を始めている国以外との、いわゆるわが国との経済関係が強い関係であるわけですから、そういう国との関係を、じゃあどうして行くのかという、そういう配慮も同時にしていかなければ、このTPP関係国だけで経済圏を構成して日本が生きていけるわけでもないわけであります。長い話は申し上げませんが、日本が中国との関係において、強い立場を持つためには、アメリカと、こういう経済的な面でもスクラムを組んだ方がいいなんて、無責任なことを言う人もおりますけれども、私は、そんなものは空理空論だと思いますね。中国と我が国との間のいろんな経済的な関係、貿易的な関係を、アメリカに即一緒になって側面的に応援をしてもらうなんていうことは、これは間接的にはあるかもしれないけども、やはり日本と中国は、当事者同士が具体的にある面では信頼関係を持って話し合いをしていかなければ解決できないことであって、ブロックを形成していって、その中の一員として団体交渉するわけじゃありませんので、そういうことの中で、そういうブロック外の国と対峙をして行くというなことは、かえってなかなか難しい面も出てくる。そういう意味ではやはり二国間での交渉、そういうものをきちっとして行くという、そういう努力をきちっとやりながら、全体としてのWTOがありますけども、そういう問題をどうして行くかということであって、上から逆に、かぶせて、二国間を合わせて行くようなことは不可能なことであって、そういう逆立ちしたことを日本が、ある意味では狭いとは言いませんけども、地球の一部にしか過ぎない環太平洋でそれをやってみたところで、私はいいことになるはずがないと、日本の貿易はヨーロッパともあるし、世界中とやっているわけであって、このTPPに参加しようとする国を含めまして、この国とだけでやれるわけがない。
|マスコミ:TPP・消費税の問題ついて、一方的な煽り方をしている
亀井代表:長い話になりましたが、国益ということを考えないでこういう重要なことについて安易にアプローチをして、それに対しての態度を決めようとする、特に心配なのがマスコミですね。私はいつも言っているんだけども、皆さん方に言ってもしょうがないんだけども、本当に皆さん方はもう、年齢はそれぞれ違うんだけども、私も昭和11年に生まれたわけですから、ずっと何世紀も生きてるわけじゃありませんが、この近世史を見てもマスコミが、ちゃんと日本の未来をちゃんと正しい方向でリードしたかどうかということを、今から検証すれば明らかにそうじゃない場合が極めて多かったことは明白な話であって、戦前においても戦後においてもしかりであって、そういう中で、マスコミがそうしたTPP等について、また消費税という問題ついて、国民にとって非常に重要な租税の問題について、一方的な煽り方を勝手にやってしまっているような状況、私は昔と違って非常に深刻だと思います、昔はまだマスコミの影響がまだ限定的だったわけですけど、今は、もう本当にこの圧倒的に今日マスコミが、特にテレビがあるから、目を通じて簡単に人間の脳ミソがそういう形で支配されて行くということが戦前戦後の状況よりももっと強くなっている。
|マスコミ:我が国を、必ずしも良い方向に主導しなかった
亀井代表:非常に怖い時代だと思いますよ。怖い時代に一方的な情報をインプットされて、それが煽られて行くと特定方向に煽られて行っているという、今の状況は、国家の私はある意味で危機とさえ思うわけですね。私は別にしたくてマスコミ批判をしておるわけではありませんけども、私は30数年のわずかな期間の政治生活においてもですね、マスコミの主張したことがその後の日本にとって正しい方向を示したかというと、残念ながらないんですね。そうじゃないという人、いや亀井がそれは偏見を持って言っているというんであれば、そうでないということを、私はどの社でもいいから、私はを紙上でもいい、テレビでもいい、やってみたいと思いますけどね。ほとんど大きなこの我が国をどうすべきかという問題について、必ずしも良い方向にマスコミが主導していったという状況は残念ながらなかったと、このように思いますから、それだけに私は今大変な危機感を覚えているわけで、そういう時であればこそ、さっきもちょっと申し上げましたように、政治がそういうものにあまり影響されない、力強いそういう力学を作って行く、私は今努力をせにゃいかんというふうに思っております。非常に長くなりました、失礼しました。
(中略)
|TPP:TPP参加反対の国会決議に賛同の署名が、232名
田中代表:予断はさておき、お手元にお配りを致しました、TPP交渉参加表明をAPECの場で、日本政府は行うべきではないとする国会決議の実現に関する呼びかけというものに対する賛同の署名が、これは直筆の署名簿をいただいたものに限ってカウントさせていただいたものが232名と、実質二日間の署名でこれだけ多くの方にご署名をいただきました。亀井代表に第一号の署名をいただきまして、また我々の会派からも亀井代表、下地幹事長、中島国対委員長代理にご署名をいただいたことを感謝申し上げます。それが、まあある意味では触媒となってと思いますが、自公を中心にまた社民、我々の会派、また国守の会、無所属の会という形で、ほぼ同文のTPP交渉の参加表明の決議案を行うべきじゃないという議運の方に出させていただきました。残念ながら議運では否決になりましたが、実は参考のために申し上げれば、民主党の議運の理事も2名、民主党の委員も5名御署名をいだいております。民主党として党としての機関決定をされていない段階で、私たちは議決案を出しましたので、まさにこれは国民の代表としての一人一人の意思であろうと思います。残念ながら、委員の差し替えということが行われる中で否決になりましたが、これは自民・公明をはじめとする各党は、これは機関決定をしているわけでございますが、党の方針と異なる見解をもたれる議員の方々が自発的に差し替えということはあろうかと思いますが、いずれにしても、やはり国会が機能するということが大事であろうということをあらためて感じました。
|TPP:文書が違うとは、アメリカ・国際社会に対し失礼なこと
田中代表:もう一点は、いささか訓詁学派のような解釈が日本の政治ではまかり通っているということは、これは外交という場においても到底理解されないということなんだろうと思います。と申しますのは、今申し上げたTPP交渉協議への参加表明をすべきではないという決議に賛同され、署名をされた方々がいらっしゃり、一方でそうした方々の中には、今回そのTPP交渉への、TPP交渉参加への協議開始をするみたいな旨を総理がおっしゃったので、それを完全勝利であるとかホッとしたとかいうような言葉を映像で拝見を致しましたが、やはりこれは今日の朝日新聞に載っていたアメリカ政府側のペーパーというものの原文を見ればですね、そしてそれは訂正しないということを見れば、これはもう明らかなわけでありまして、それを抗議もせずに、訂正も求めずにですね、国内向けにはおそらく代表がおっしゃったんでしょうが、その文書は違うというのは、これはアメリカに対しても失礼なことであります。国際社会に対しても失礼なことであろうというふうに思います。
|TPP:とりあえず開戦する、根拠なき先の大戦の楽観と同じ
田中代表:昨日の同じく、まあ他紙でもですね、参加の決断をしたということに関しては評価するというような数字がある程度高いというのが、載っておりましたが、私が着目しいたしましたのは、朝日新聞での世論調査が参加することに賛成という方が46で反対が28だったといいますが、残りの方々がわからないということになりますから、半数の方は反対をしたかわからない。とりわけもう一点、着目をさせていただいたのが、TPPをめぐるアメリカなどとの交渉で日本の交渉力にどの程度期待ができるかと思いますかと、択一の四択がありましたが、これに対して大いに期待できるというのが1%だったんですね。ある程度期待できるが24%、あまり期待できないが56%、全く期待できないが17%、すなわちその多くの国民は私は半数以上はわからないけれども、どうも日本政府は戦争始めると言っているので、まあ致し方ないのかなあと思っていると、しかしその戦争で勝てると確信をもっていらっしゃる方は百人に1人しかいないと、そして勝てるかもしれないという人々も25%、4人に1人だと、私は無論その頃生まれておりませんが、亀井代表が繰り返しおっしゃっているように、これはとりあえず開戦するという、根拠なき、先の大戦の楽観のようなものではないかということを思っております。
|TPP:日本の尊厳、他国の尊厳をも踏みにじる話
田中代表:最後、署名を城内実さんと集める時に、決議案を各会派で出すというときに、最後逡巡されている方にお電話したのは、私たちは反TPPバスに乗り遅れちゃいますよ、と申し上げたら、やはり署名をしようという方々がいらっしゃいましたが、逆にこれ本当に参加したければ全て交渉しましょうということですから、嫌なら参加させてもらえないということですから、世論的に嫌だったらそこで参加しないということもあるということは、まさにこれは日本の尊厳、他国の尊厳をも踏みにじるという大変な話なのではなかろうかと思います。いずれにしても、その私も文書が拙いので大きなことは言えませんが、何か訓詁学派のような文字解釈をしていても、まさに文章全体の内容を捉えず、非常に重箱の隅に拘泥していく中で、歴史が過つと、国民の仕事と生活を守るのが政治であります。それが国民の願いでありますし、そのために意欲のある方々に努力をしてもらうということが、社会であり国家であろうと思っておりますので、引き続きこれは、延長戦なるだろうと、楽観論をおっしゃっている方もいらっしゃいますが、そうではなく私たちはさらにですね、亀井代表の英知を皆様の力をお借りしながら進めなければならないと思っております。最後に最近民主党のポスターには、一つ一つ乗り越えて行くという言葉が書いてございますが、先日の予算委員会でも申し上げたように、間違っても一つ一つ崩れ落ちていくという日本であってはならない。このことを、あらためて皆さんに確認をさせていただければと思っております。
■■■(2)議員総会後の記者会見■■■
|野田首相の二枚舌外交、思っていても言わない
記者:先程、野田首相の二枚舌外交という言葉が。
亀井代表:何。
記者:二枚舌外交という・・。
亀井代表:が言われていると言ったので、おれが言ったわけじゃないんだ。おれはそんな失礼なことは言わない。思っていても言わない、なかなか。(笑い)(笑い)
|総理は、国民と本音で対応しないとだめ
記者:消費税にしても、TPPにしても、まず国内でコンセンサスを得る前に、世界で発言して約束してくる、そういった手法。世界的に信用を失うと、代表はおっしゃいましたけども、国内政治的には、どんな影響があると考えでしょうか。
亀井代表:だからね、それは国際的にも問題が起きてくるし、国内的にもそれは信頼を失ってしまう危険性があるよね。
記者:国民新党としては、これから野田首相にどのように向き合って行くのでしょうか。
亀井代表:おれはしょっちゅう会って、向き合っているけどさ、向き合った時には殊勝の顔をしていて、聞いてくれているけども、それは本当に正念場に立ったよ、総理がね。もう何度も言うように、答弁とか、そういうことだけでその場をしのいだって、政治はダメなんですよ。本心がどうかです。・・・問われてくるわけでしょう。口先、言葉だけで、答弁してつじつまを合わせていくようなことで、予算委員会でしのいでいたって、しのいだことにはならないんですよ、そんなことは。まあ、前の菅総理がそれをやっちゃって失敗しちゃった。本音で国民と総理は本音で対応しないとダメですね。
記者:ほころびが出てくるということで。
亀井代表:来たら困るだろう。だから、出ないようにやってもらわないと困るわけだね。
田中代表:それが誠心誠意ということ。
(中略)
|TPP:経済的のけ者にされ、信頼関係を損なった場合、安全保障に影響が
記者:確認なんですけども、日米安保条約上、TPPに入ることは必要ではないかというふうな意見があるわけなんですけども、そういうことは、経済と、そういう安保問題を絡めるとブロック経済みたいなものにつながって行くということで、それは問題だというふうに理解してよろしいでしょうか。
亀井代表:私はさっき冒頭にも言ったように、安全保障との関係をどういう脈絡で総理が言ったか知らんけども、それは、安保条約とTPPとは何の関係もないですね。ただ、大きな意味で、総理はそういうことを視野に入れて言っていると私は思わない。私が言っている意味での視野に入れてやったとすれば、大変な話になる。というのは、中国とか特定の国が除外されているTPPは、国際間の、これは協定でしょう。だからそういう除外してやるということの、今度は、政治的な意味が生まれる危険性があるんですよ。のけ者にされたということでしょ。そういう意味では、これは安全保障という言い方をしたら、私は誤解を生むと思いますけどね。国と国が協調をし、仲良くしていくことが安全保障において一番大事な話だから、安全保障の基本というものは信頼関係を国対国が構築をして行くということでしょう。そういう意味から言うと、のけ者に経済的にされたという、信頼関係を損なった場合には、安全保障についての影響が出かねないという危険性がある。
|TPP:細分化し、ブロック的な協定を結ぶことは、摩擦を作る
田中代表:自由貿易を阻害することになるし、安全保障を毀損することになる。だから、アジアの高い成長を取り込むというけども、中国も韓国も台湾もインドネシアもフィリピンもタイも、入っていなくて、どうやってアジアの高い成長を取り入れるのか、私にはわからない。机上の空論です。
亀井代表:狭いブロック経済を作るという形なってしまうからね。その今のTPP参加国との間だけ貿易をするならいいけども、そうじゃないでしょう。そうじゃない貿易が圧倒的に大きい。
田中代表:逆に日本とアジアの貿易を分断することになる構想です。
亀井代表:またヨーロッパとの関係もあるでしょう。 WTO という大きなものがあるわけだから、あとは二国間でやっていくということが一番現実的な方法なんで、それをさらに細分化してブロック的な協定を結んで行くということは、いたずらに摩擦を作り上げるということになる。
(中略)
|外資規制:いくらアメリカが言ってもできない、独立国家だから
記者:郵政改革法案で、外資規制ということに関してよくわからないんですが、昨日自見大臣が、金融大臣は外資規制を基本的には避けられないということを会見でおっしゃっていたんですが、今回のそのTPPが将来的に、実効性がなくなるとかそういうことにはつながって行かないかということで、外資規制のことが非常に気になっているんですけども。
亀井代表:それはあなたの頭にね、国内の世論、それに基づく立法処置、郵政改革法案、それと関係なしに、そういうことが、そういう協定が締結できるんだという頭があるんじゃないの、あなた自身に。あり得ないんです、そんなことは。主権国家ですから。いくらアメリカが言ったって、できないんです。独立国家だから、ということですよ、基本的には。
|野田政権:今度また消費税、細川政権時の国民福祉税、よく似ている
記者:代表が11日の野田総理の記者会見の前に、代表とお会いになられたという話が、報道であったんですが、その時にはどんなお話をされたんでしょうか。
亀井代表:総理が予算委員会でいったでしょう。親身のある助言をしたいただいたと。こういうことをやっていったら細川政権の二の舞になりますよ、と言って、私はいろいろとアドバイスしたと。
記者:黙って聞いていらっしゃったんですか。
亀井代表:黙って聞いていた。あなた、あの時に細川さんの日本新党の一年生だと言っていた。官房長官も、あなたも一年生だった。二人とも一年生だった。ああいう劇的なことが何で起きたかということを私がよく説明してあげたんですよ。だから、やっちゃいかんことは、TPPとかしちゃだめですよと、親身になってそんなしょっちゅう日本の総理を代えるわけにはいかんでしょ、だって。だけど、そういう事態になりかねないから、こんな今度また消費税なんてことをやったら、あの時、国民福祉税が出てきたんですよ。よく似ているんだよ、今と。あっという間に70%の支持率ですよ、それが、今野田政権は50を割ってしまったでしょう。下降しているでしょう。その時になって読売新聞が一人支えようたって、無理なんだよな。なべ恒さんに言っておいてくれよ。おれがそう言ってると。なべ恒さんがいかに剛腕でも、それは無理なんだよ。できない。あんたたちは細川政権時には、高校生か大学生か。
田中代表:いやいや、もっと小さい、中学校、小学校、もっとだな。
|下級武士を軽蔑したところで、時代のうねりは止められない
亀井代表:あの時はさあ、全紙が、おれが張本人だから、絶対できないと思った。できるわけがないと、日の丸君が代反対、安保反対の社会党左派と、自民党の右翼みたいな亀井が、おれは右翼じゃないんだけども、手が結べるはずがないと、そういうことは絶対ありえないと言った。そうしたら、朝日新聞の中馬主幹だけが手を結べるとやっちゃった。見通しちゃったんだね。みんなできないと思ってね。だけど、できちゃうんですよ。それが何かと言ったらですね、それはその時の時代のうねりがある。それに逆らっていたら、それは持たないんですよ、その政権は。今度もそれは、本当に年末に向けて、大変な状況になって来ますよ、このままで行きよったら。こんなこと言ったらおかしいけども、幕末だって、あの革命的な維新をやったのは誰がやったかというのは皆さんわかるでしょう。殿様や家老や上司階級、そこらの下級武士がうろちょろうろちょろ藩のあれを飛び越えてやっちゃっているから、なお、ところがそういう連中がひっくり返っちゃったんだ。歴史というものはそんなものだよ。底流というものは、うねりにさおを刺しておるのが勝っちゃうんだ、結局。公家でも岩倉具視みたいになれば別だけども、お歯黒を付けたお公家さんが、下級武士がぎゃあぎゃあ騒いでいるというぐらいのことで、軽蔑したところで、時代のうねりは止められないんです。だから各党の幹部が何とか言ったって、そうはいかない。やはり、当選回数なんか関係なしに、日本が危機だと思って、そういう人たちが動き出したら結局、動かしちゃったよ、そういう人たちが。今そういう状況になりつつあるんじゃないか。知らぬはマスコミばかりなりと。大体マスコミなんてデスクやキャップは何もしないんだから、あいつらは。だって、そうだろう。ろくな予測記事を書かなかったデスクやキャップになっている、全部とは言わない。今のは失礼。ほとんど、そうですよ。おれはわかっているから、それキャップやデスク・・・ほとんどが間違いですよ。
(後略)
|野田首相の二枚舌外交、思っていても言わない