去年の夏、私が体験した話をします。
私たちは数名の友人と
河口湖へブラックバスを釣りに行くことにしました。
メンバーは全部で4人。
前日の夕方に湖まで移動してキャンプをはって泊まり、
朝からつりをしようという計画でした。
東名高速の御殿場インターを下りると
道は予想よりだいぶすいていて、
河口湖に着いたのは夕方の7時頃でした。
キャンプとはいっても
夕飯はコンビニで買ってきた弁当とお菓子。
ビールを飲みながらわいわいと話をし、
楽しく過ごしていました。
あたりは真っ暗で、虫の鳴く声が響いている。
まさに、怪談話をするにはもってこいという環境で
話は自然と怪談話へとなっていきました。
一通り、話が終わると
ふいに、仲間の一人が
『怪談ツアーしようぜ』
と言いました。
ここから青木原が樹海まではすぐだったし、
みんな酒も入っていることもあって行こうということになりました。
車でしばらく走ると
道の脇に看板が見えてきました。
自殺をやめるように説く看板でした。
その看板のすぐ後ろに車を止め、あたりを見回すと樹海に入る道を見つけました。
みんなで道ぞいに樹海の中に入って行った。
懐中電灯の明かりだけで
あたりは本当に真っ暗。
私はビールを飲んでいたためか
用を足したくなりました。
友達に待っていてもらい
道のすぐ脇で用を足していたんです。
そして、何気なく前をみていて気づいたんです。
10メートルくらい正面にひとまわり大きな木があって
その木の下で何かが揺れているんですよ。
暗がりの中で目を凝らしてみると、
揺れているのはロープに垂れ下がった人間のように見えるんです。
場所が場所だし、
私はいやな想像をしました。
一瞬で酔いが醒めましたよ。
私は友達に声をかけ知らせました。
懐中電灯を向ける気にもなりませんでした。
なるべく、その方向を見ないようにして、
車に向かいました。
誰もしゃべらなかったですね。
あたりは虫の声だけ。
で、あまり歩かないうちに
どさっ
って 何かが落ちる音がしました。
結構、大きな物が落ちた感じでした。
そう...ちょうど、首をつった人間が
吊っていたロープが切れて落ちる音。
多分、みんな同じ事を想像したんですね。
その音を合図にみんな走り始めました。
ようやく車にたどり着き、
エンジンをかけて車をスタートさせると
みんな一安心しました。
ところが、後ろを振り返ると
何か黒い固まりが追ってくるんです。
間違いなくおばあさんでした。
そのおばあさんが追ってくるんです。
道ばたをはいながら追ってくるんです。
ぞっとしましたよ。
私はアクセルを思い切り踏み込み
車を加速させました。
猛スピードで車を走らせ、湖の周辺までたどり着くと
恐る恐る、後ろを確認しました。
何も見あたりませんでした。
絶対に見間違いではありません。
4人ともおばあさんだったと言っています。
もう、怖い目に遭いたくないので
面白がってそういう場所に行くのはやめようと思います
私たちは数名の友人と
河口湖へブラックバスを釣りに行くことにしました。
メンバーは全部で4人。
前日の夕方に湖まで移動してキャンプをはって泊まり、
朝からつりをしようという計画でした。
東名高速の御殿場インターを下りると
道は予想よりだいぶすいていて、
河口湖に着いたのは夕方の7時頃でした。
キャンプとはいっても
夕飯はコンビニで買ってきた弁当とお菓子。
ビールを飲みながらわいわいと話をし、
楽しく過ごしていました。
あたりは真っ暗で、虫の鳴く声が響いている。
まさに、怪談話をするにはもってこいという環境で
話は自然と怪談話へとなっていきました。
一通り、話が終わると
ふいに、仲間の一人が
『怪談ツアーしようぜ』
と言いました。
ここから青木原が樹海まではすぐだったし、
みんな酒も入っていることもあって行こうということになりました。
車でしばらく走ると
道の脇に看板が見えてきました。
自殺をやめるように説く看板でした。
その看板のすぐ後ろに車を止め、あたりを見回すと樹海に入る道を見つけました。
みんなで道ぞいに樹海の中に入って行った。
懐中電灯の明かりだけで
あたりは本当に真っ暗。
私はビールを飲んでいたためか
用を足したくなりました。
友達に待っていてもらい
道のすぐ脇で用を足していたんです。
そして、何気なく前をみていて気づいたんです。
10メートルくらい正面にひとまわり大きな木があって
その木の下で何かが揺れているんですよ。
暗がりの中で目を凝らしてみると、
揺れているのはロープに垂れ下がった人間のように見えるんです。
場所が場所だし、
私はいやな想像をしました。
一瞬で酔いが醒めましたよ。
私は友達に声をかけ知らせました。
懐中電灯を向ける気にもなりませんでした。
なるべく、その方向を見ないようにして、
車に向かいました。
誰もしゃべらなかったですね。
あたりは虫の声だけ。
で、あまり歩かないうちに
どさっ
って 何かが落ちる音がしました。
結構、大きな物が落ちた感じでした。
そう...ちょうど、首をつった人間が
吊っていたロープが切れて落ちる音。
多分、みんな同じ事を想像したんですね。
その音を合図にみんな走り始めました。
ようやく車にたどり着き、
エンジンをかけて車をスタートさせると
みんな一安心しました。
ところが、後ろを振り返ると
何か黒い固まりが追ってくるんです。
間違いなくおばあさんでした。
そのおばあさんが追ってくるんです。
道ばたをはいながら追ってくるんです。
ぞっとしましたよ。
私はアクセルを思い切り踏み込み
車を加速させました。
猛スピードで車を走らせ、湖の周辺までたどり着くと
恐る恐る、後ろを確認しました。
何も見あたりませんでした。
絶対に見間違いではありません。
4人ともおばあさんだったと言っています。
もう、怖い目に遭いたくないので
面白がってそういう場所に行くのはやめようと思います