笑顔 笑顔 笑顔


その場を取り繕うために


自分の立ち位置を保つために




絶やさない




自分の話は必要最低限に


愚痴や不平不満は極力口にしない



相手の話は どんなであれ ちゃーんと聞いて


否定をせず



相槌やリアクションは多少大袈裟なくらいで




にこにこ


あはは


そうだねぇ






・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










もう疲れたよ









私だって


辛いこと苦しいこと


言いたいこといっぱいあるのに






すべて放棄してしまいたい




何にも囚われずに


自分の思うがままにいられたなら








内なる激情を 吐き出してしまって



楽になりたい




楽に  














なりたい

















「自己アピールしてください」


そう促されて


私は口ごもる



緊張して? 


口下手なのか? 

 

自分に自信がない?  いや…




ただ単に 私には中身がないから


語ることがない だけ  そう





人間関係を良好に保つために


自分の考えは二の次で


相手の意見や趣向に ひたすら合わせてきた



だんだん


自分の考えが邪魔になってきて


心の奥底に沈めた




他人の意見を借りて


もっとも


世渡りしやすい思考を携えて




自分を ころして




そう やって





だから


借り物の私



借り物な ワタシ





中身がない

中身がない

中身がない




空っぽ




しょーもない人間


くだらない人間








人と接するのは正直嫌だ。めんどくさい。




だって


嫌われないように すっごく 頭使わなきゃいけないじゃない。



慎重に 


相手の顔色をうかがいながら


へこへこ 下手に出て


自分を造って


疎まれることのないように 気をはりめぐらせながら


付き合わなきゃならない



でしょ?




ワタシは そうなの






でもワタシ孤立なんて嫌だから


独りなんてごめんだから


そんなの自分が惨めだから




どんなにめんどくさくても


やっぱ人とは関わっていなきゃいけないんだよ。