一人でも部下がいる人のためのほめ方の教科書

一人でも部下がいる人のためのほめ方の教科書

 

■ほめるとは…

 ○相手を認めること

 ×お世辞

 ×おだてる

⇛承認欲求を満たすこと

 

■ほめる技術の基本

 1,まずは自分をほめる

  ⇛自己承認から始める。

  ⇛ほめる評価軸を下げて、どんどんほめる

 

 2,相手をコントロールしようとしない

  ⇛相手を認めることにのみ集中すること。

   自分の要求に従わせようとしない。

 

 3,2つの心の報酬を意識

  ⇛「成長」「貢献」が得れると、働きがいを感じる。

  ⇛他者と比較しない。過去のと比較し少しでも進歩したらほめる

  ⇛「当たり前をOFFに、ありがとうをONに切り替える」

 

 4,ほめっぱなしにしない

  ⇛成長を止めないように、Next Step、Next Stageを常に考えてあげる。

  ⇛押し上げる、引っ張り上げる、ヒントを常に考える

  ⇛成功、成長が行動の原動力になる

 

 5,ほめず言葉を使わずにほめる

  ⇛適切な「アイコンタクト」「うなずき」「相槌」「復唱」「メモ」「要約」「質問」

  ⇛傾聴の姿勢

 

■ほめる技術の派生/口下手でもできる

 ・書く

  ⇛付箋や手書きメモを貼り付けたり、渡したりするだけでもOK。

  ⇛メールの文末などに入れるのも大事。

 

■実践

 ・挨拶は先手、笑顔で「おはよう」。

 ・「ありがとう」の回数を増やす。

 ・「いいね!」をつかう。平均かそれ以上の時。

 ・「すごい!」を使う。期待以上の成果や著しい成長。

 ・「お疲れ様、ご苦労さま」ねぎらいを忘れずに。

 ・失敗しても良かった点を探しほめる。

 

■しかる

 ・そもそも、「しかる」とは?

  ⇛注意…失敗しないように予防線を貼ること

  ⇛叱る…問題点の指摘をし、気づいてもらうこと。望ましい方向に変える。

  ⇛怒る…感情の爆発。修練不足。トイレにでもいってきて頭冷まして。

 

 ・ステップを意識する

  1,事実確認

  2,事情・言い分の把握

  3,叱る理由を説明し理解してもらう

  4,改善策を考えてもらう(人によっては一緒に考えてもいいかも)

  5,笑顔で終わる

 

 ・しかるテンプレート

  「ほめる+クッション+しかる+はげまし」

 

 ・駄目だったところをスポットで。

  3秒以内におわらせる。アレコレ指摘しても逆効果。

 

 

■まとめ

 しかることも褒めることも、その人との信頼関係合っての話。

 まずは信頼関係を築く為に、「暴言を吐く相手」から「親しい同僚」「頼りになる先輩」を目指してください。

 

 

■読み終えて

 ざっくりまとめてました。変なところあるかもです。 

 仕事をしていると、人を「過程や工程」の「関数」として扱う人が多いように感じます。

 仕事を依頼⇛結果だけがほしいという感じですね。

 

 自分もそうでしたけど、論理的に考えて動き、効率的に仕事を勧めたい人に多い印象です。

 でも結果としてみると、効率が下がるんですよね。

 

 当然相手は人なので、といえばそれまでなんですが。

 ロジックでいうと、引数が足りてないからなんですよね。

 

 人間を関数と扱う場合、その人間の動力(やる気・体調など)も把握し引数に入れる必要があります。

 その一つがこのほめる技術にあると思ってます。