古代エジプトうんちく図鑑
可愛い挿絵が多く、図鑑というよりは
絵日記のような感覚で読める
しかし、とにかく内容が濃い
濃すぎて全てはカバーできないので
世界のはじまり部分だけをまとめる
光なき混沌の海、ヌンがある
そこから自らの意志の力で、ラーが出現
立つ場所として、最初の丘をつくる
自らの手と排泄物で、シュウとテフヌトを産む
2人の子は、ヌンの海でラーと離れてしまう
ラーは自らの目を取り出し、2人を探させる
程なくして感動の再会
この時のラーの涙から人間が産まれる
シュウとテフヌトが結婚
ヌトとゲブを産む
ヌトとゲブは愛し合う事に夢中になり
仕事をおろそかに、結果
父、シュウにより引き離される
これを気の毒に感じたトト(突然でてくる)
月とゲームをし、光(日)を盗む
これにより、5日間増やす事ができた
この5日間でヌトとゲブは愛し合った
※この時、一年が360日から365日なった
ゲブとヌトは子を産む
長男オシリス、長女イシス
次男セト、次女ネフティス
三男、大ホルス
オシリスとイシスは結婚
セトとネフティスは結婚する
オシリスが王となりエジプトを治める
共喰いの禁止、農業の開始、秩序を作った
セトはオシリスに嫉妬
さらにセトの妻ネフティスがオシリスに惚れ
ネフティスはオシリスに頼み込み浮気する
セトはオシリスを亡き者にしようとする
セトは宴を準備し、美しい箱を披露
箱の中にピッタリと収まった人に
差し上げるといい
オシリスが、入った瞬間にセトは箱を閉じ
ナイル川に投げ込んで殺害
クーデターにより
セトが王となる
オシリスの妻イシスは魔法が使える
肉体さえあれば、オシリスを復活できると
箱を探し始める
遠くの王宮の柱にされていた箱をみつける
しかし、イシスの隙をつきセトが箱を盗む
今度は死体をバラバラにし
あちこちにばら撒く
イシスは諦めずに遺体探しを続行
道中、セトの妻ネフティスとその子アヌビスが
イシスに加わる
長い時をかけ、14に切断された遺体を発見
しかし、生殖器だけは魚に食べられ
見つからず
仕方なく、仮のものを作り
遺体を包帯に包む(ミイラの始まり)
イシスが魔法でオシリスを甦らせる
自分の肉体でない部分があるオシリスは
地上では生きず、死者の世界の神として
生きる事になる
イシスとオシリスの子、ホルスが生まれる
セトの嫌がらせで何度も死にかけるが
青年にまで成長
イシスはセトの殺人を凶弾し
イシスの子、ホルスが正当な王であると宣言
ところが、ラーはセトでファラオでよいと発言
地方のバ神、ネイト女神に相談
妥協案を出すも、ラーがブチギレ
それに対し、ババ神がラーに対して侮辱発言
皆にババ神はぼこぼこにされるも
ラーはショックで横になり、口を開かなくなる
ハトホルが登場して、ラーに自分の陰部をみせる
ラーは笑い、機嫌を直す
どちらがファラオか審議が再会
セトはイシスに対して拒否反応し
イシス抜きで、審議を行う事に
それを見抜いたイシスは
美女に変身して、セトに接触
セトは、変身したイシスをナンパ
変身イシスは自分の境遇を
(夫が殺された話等)セトに相談
セトは憤慨し、そんな奴は断じて許せないと発言
その発言を聞いた変身イシスは、トンビに変身
セトは自分で自分の罪を裁いたと言い、飛び立つ
神々にこの話は伝わり、ホルスが王となる事に
しかし、セトは納得できず
カバに変身し、川で潜水競争をすることを提案
ホルスはこれを受ける
息子ホルスの身を案じたイシスは川で待機
長く出てこないのを不審に思い
セトに息子ホルスがやられたと考え
銛をつけた網を投げ込む、息子ホルスに直撃
慌ててとって、再度投げると今度はセトに直撃
セトは兄弟なのになんでこんなことをと
情にかけ訴え、イシスは銛を抜いた
それ見た息子ホルスは、怒り心頭
母イシスの首を切断
ホルスは母イシスの首を持って山に逃走
ホルスの行為に周りの神々は呆れる
神々はホルスを追って、山狩に
セトが眠っているホルスを発見し
両眼を抉り、山に埋めた
しかし、ハトホルがやってきて
ホルスの目を治してあげた
ラーはセトと、ホルスが仲良くなるよう
宴を開催する
夜になり、セトはホルスが寝ているのを見て
犯そうとする
ホルスは、セトの動きを察し
セトの精子を手で受け止めた
翌日、家に帰ったホルスは
いつのまにか蘇った母イシスに精子をみせる
母イシスはそれをみて、穢らわしいと
息子ホルスの両腕を切断、川に投げ捨てる
ホルス手は新しく魔法で作り直される
母イシスは息子ホルス精子を抜き出し
セトの食べるレタスに巻き込んだ
しばらくしセトが自信満々で現れ、周りの神々に
ホルスの体内には
セトの精子が植え付けられている
だから、私がファラオだと発言
周りの神々は、それが本当なら
セトがファラオだと認める
セトが私の精子よ出てこいというも何も起きず
逆にホルスが私の精子を呼び出して欲しいと
トト神に依頼
セトの頭から、ホルスの精子が出てくる
ソレをトト神は掴み、自分の頭につける(!?)
恥をかいたセトは、石の船を作り競争を提案
提案は通り競争開始
石の船を作ったセト
ホルスは杉の木の船に石膏塗って作成
セトの船は沈み、ホルスの勝利
この後、冥界オシリスに意見を求めたり
裁判したりと同じことをセトは80年繰り返し
とうとう折れて、ホルスを王にするのを
みとめる
おしまい
この段階で16ページ程。
まだまだ濃い内容が284ページも残っています
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