内容紹介 レトロゲームの不条理さをモチーフにしたホラー小説。
須永彰は薄暗い地下室で目を覚ました。
部屋の中央に机と椅子があり、彼はそれに腰掛けた状態で気を失っていたのだ。
ここはどこだ、と自問するものの、記憶が曖昧で何もわからない。
そこで彼は、机に奇妙な文が書き付けてあることに気がつく。
『お前たちの中に鬼がいる……』
鍵のかかった扉で閉ざされた五つの部屋。その中にいる鎖で繋がれた人物たち。
誰もこの状況を説明できない。が、それぞれが何かを隠しているらしい。
疑心暗鬼のなか、彼らはお互いを牽制し、悪意に満ちた嘘を交し合う。
信用できる人物は一人もいないのだ。 それは須永彰も同様だった。
<amazonより抜粋>
キンドル(電子書籍)で99円だったので購入して読んでおりました。
この内容紹介から、安っぽいゲームとかにありそうな
導入だなぁって私は思ってたのですが
読み終わった感想としては、正直想像以上に良かったです。
☆☆☆☆☆
星:4
導入部から伏線の連続ではあるのですが、
主人公の行動には腹が立つ部分や不快感は否めません。
後、エンドが大団円好きな私としてはモヤットする感じです。
ただ、伏線を回収し始めてからは、
ものすごい勢いで最後まで一気に読んでしまいました。
面白い本だからこそでしょうね。
良い本に出会えたことに感謝。
- お前たちの中に鬼がいる/梅原涼
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp